日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

春だなぁ。

2010-03-24 20:46:46 | Weblog
最近、なぜか「黒鍵」を弾くのが日課です。
10年ぶり?いやいやいや。。。もうちょっと。。。。?
昔より疲れるのは確実に早いですが、指は動きます。
曲の作りもよく分かります。
ただ、練習時間がまちまちですし、気分で弾いているのであまり上達しません。

今日は午前と午後のレッスンの間にちょっとした余裕ができたので、
友達とランチに出かけました。

本当に久しぶりでした。

二人で薄いトレンチコートを着ていたので、春だなぁ。。。と気分も軽くなりました。

彼女には赤ちゃんがいるので、色々と新鮮な話をたくさん聞かせてもらいました。
相変わらず明るく、感じのいいエネルギーに満ちた人でした。
きっとお家でも楽しく仲良くみんなで暮らしていることでしょう。

午後はまたレッスンをして、それから用事で白鷹へ。
「あゆーむ」というホールで色々な手続きをしてきました。
ホールのお姉さんがとても親切で良い人でした。

帰ってきたらもう夕食の時間でした。
なんだかあっという間の一日でした。

明日も一日がんばりましょう!!!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書感想文もどき②「またあなたから買いたい!」

2010-03-23 14:07:19 | Weblog
「またあなたから買いたい!」齋藤泉(徳間書店)

こちらもお借りした本。

山形新幹線のカリスマアテンダント齋藤泉さんの本です。

お弁当やグッズなど、驚異の売り上げを誇り、後輩の指導にもあたっている彼女は
契約社員という立場でも、会社に向けてアイディアを発信したり常に
サービスと売上の向上を目指して努力しています。

人がやらないことを率先してやる、グチを言わずに済む方法をあみ出す、
後輩をやる気にさせるには?動かない上司にどう対応したらいいか?
など、職種は違っても応用できることがたくさん書かれていました。

やはりカリスマと呼ばれるだけあって、本当によく働いていて、色々なことに
よく気を配れる方だなと感心しました。

特に印象的だったのは、
「人がやらないなら自分がやる」という部分と、
「自分でなんでもやってしまったら後輩が育たない」という部分でした。
どちらも大切なことなので、バランスが大事です。

文句を言う暇があったら自分が率先して動く。でもそれを続けてしまっては本当に
自分一人になってしまうので、まわりを褒めながらどんどんやる気にさせて
みんなで目標を持って働ける環境を作る。


ただ残念だったことは、やはり一冊の本を作るためには、それなりに
たくさんのエピソードがないと成り立たないという点で、
同じ内容が何度も重複して書かれていた点が気になりました。

きっともっと書きたいことはあったのだと思いますが、
お客様や会社など、プライバシーに関するタブーがたくさんある中で
「ここまでなら書いても大丈夫」という安全な部分だけを掲載したのでしょう。

タレント本など、本人の生い立ちを描いたような本はたくさんありますが、
まさか文章をすべてその人が書いているわけではなく、
ライターがアドバイスをしたり、その人らしさを損なわない程度に編集されていたり
というのが普通だと思います。
ライターさんと齋藤さんの慎重な配慮がうかがえました。

もうちょっと別の視点からのエピソードを盛り込んで、
読み手に斜め読みさせないような内容の本なら100点でした。

でも、読み終わってから「牛肉弁当が食べたい!!今度つばさに乗ったら絶対に買おう」と
強く思ったので、ある意味100点の本かもしれませんね!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書感想文もどき①「星々の舟」

2010-03-23 13:40:21 | Weblog
「星々の舟」村山由佳(文春文庫)


村山由佳さんの本は「天使の卵」を学生時代に人から借りて読みましたが、
その人が感動したというほど私の心は動かず。。。
「おいしいコーヒーのいれかたシリーズ」も展開が遅々として進まず、何巻か読んだところで
興味が無くなってしまいました。

もともとジュニア小説の出身の作家さんなので、場面が絵のように想像できる文章でも
どこか軽い気がして、ある年齢になると読み手が離れていってしまう印象を持っていました。



今回のもまた「面白いから」とお借りした本でした。

水島家の兄妹の禁断の愛に始まり、不倫やいじめ、戦争の記憶など、
家族それぞれの視点から時代を行き来しながら動いていくストーリーです。

最初は兄妹の話が軸となり進んでいく恋愛小説かと思いました。
そのまわりにいる軽薄な二女、無口な長男、怖い父親などは、
最初あまり魅力を感じることのできないキャラクターです。

しかし、育った環境や時代背景が詳しく分かっていくと、
その人がどういう要因でそうなっていったのか、見え方が頑固で怖いだけの人も
中身はとても人間らしく、傷付いたり繊細だったり瑞々しい感情を持っていることが分かります。

半分くらい読んだところで、長男が郊外に畑を借りる場面がありました。
村山さんの得意分野である情景描写がとても鮮やかで、
海の見える明るい畑やその土地で暮らす人の日に焼けた笑顔までが頭にはっきり浮かびました。
なんでもないようですが、私の一番のお気に入りのシーンでした。

長男の娘のいじめのシーンは読んでいてあまりにも悲しくて、
目をそむけたくなりました。

最後に、一番の曲者の父親(長男の娘のおじいちゃん)の戦争体験のシーン。
この物語の山場です。
村山さんはあとがきで「これは戦争小説ではなく、あくまで叶えられないいくつかの
恋のストーリーです」と書いていましたが、
ご両親から戦争の話を聞いた体験、そしてシベリア鉄道で1カ月かけて1万キロを旅した
時の記憶などを盛り込み、とても説得力のある物語を紡いでいました。

読後にスッキリと救われた感じがしないという余韻を残す物語です。
誰もハッピーエンドになっていないのに、少しずつ確実に何かが動いて、
家族の歴史が変わっていくという表面上はとても静かなまま終わっていく物語。

このおじいちゃんが最後に「幸福とは呼べぬ幸せも、あるのかもしれない」とつぶやきますが、
本当にその通りです。
みんながそれぞれ自分で選んだひそかな幸せは、必ずしも幸福という形で終わっているわかではないのです。

心の自由を手に入れた時、静かな孤独も一緒に付いてくるのです。


久しぶりに長い小説を読みました。
あまりにも登場人物が多く、なかなか全部の感想を書くことは易しくありませんので、
興味を持たれた方はぜひご一読ください!!
良い小説です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発表会

2010-03-20 22:40:39 | Weblog
今日はピアノ研究グループでお世話になっている先生の発表会を聴きに行きました♪

オープニングは、かわいらしいハンドベルでした。
その後はそれぞれレッスンで習った曲や好きな曲を披露。
連弾や歌、映像などもあり楽しかったです。

印象的だったのは、緊張しているはずなのに、みんなニコニコ笑顔で舞台に立って、
終わりのおじぎも笑顔の生徒さんが多かったこと!!!

それを見て、そろそろ私も舞台での仏頂面を何とかしなければ。。。。と反省。
でも、微笑んでもきっと顔がケイレンするんだろうなぁ。。。
今でも演奏後のおじぎの時は足も手もうそみたいに震えます。

自然にピアノと向き合っている人がたくさんいます。
それは他のクラスの発表会を聴きに行ったり演奏会に足を運んだり、
とにかく色々なものを見聞きして、自分で行動して感じとっていくしかありません。

自分の生徒に「必ず発表会に出なさい。」とはとてもとても言えません。
だけど、自分が昔イヤだと思っていたものと違う雰囲気を作ればいいんです。

生徒さん、保護者の方々との新しい輪を作る一歩をふみ出そうと思いました。
もっともっとピアノを楽しんでもらえる教室を作ります!!!

今日は心温まるステキな演奏をたくさん聴いて、元気をたくさんもらってきました♪
本当に良い発表会でした。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かわいい一言

2010-03-16 22:20:07 | Weblog
いつもかわいい服を着ている生徒さんが、今週はちょっとドレスのような
ワンピースを着ていてますますかわいかったので、
「今日のお洋服、とってもステキだね」と言ったら
「あなたもステキね」というかわいらしい言葉が返ってきました。

まだ4歳なのにこの気遣い!!!
とてもほほえましい気持ちになりました。

レッスンに来る小さい子チームはなかなか頑張っています。
だんだん集中力も続くようになってきて、成長が楽しみです。

みんなと歌ったり踊ったりするので、私も少しずつ童謡や
手あそびを覚えられるようになってきました。

楽しい曲、日本語のやさしいひびき、レッスンに来るのが楽しいと思う心。。。
全部を大切にしていきたいですね♪


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポリリズム

2010-03-14 19:54:17 | Weblog
先日、朝から騒々しい音楽が流れていると思ったら、
ストラヴィンスキーの「春の祭典」をTVで放映していました。

私「なんで朝からコレなの~?」
母「おじいちゃんが好きだったから」

祖父は近現代曲が好きでよくレコードをかけていたので、懐かしかったのでしょう。

私はうっとりするような流麗なメロディが続くロマン派近辺の音楽が好きです。
今日は後輩と「舟歌は聴いているだけで幸せになるよね」という話などしました。

ゆったりとした美しい旋律をよどみなく演奏する。。。。
けっこう難しいです。

祖父は酔っぱらうとクラシックのCDに合わせてお箸で指揮をしたそうです。
私は年をとったら、きっとワルツのCDに合わせて踊ると思います♪

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと太陽が。。。

2010-03-13 15:48:44 | Weblog
しばらく雪や曇りが続いていましたが、今朝の雨でだいぶ雪が溶けて、
お昼過ぎからは部屋に光が差し込んでいます。

私の部屋は、お嫁に行きたくなくなるという住みやすい東南の部屋です。
先月、机の位置を変えたら東側の窓のカーテンを全開にできるようになりました。
今までよりもっと明るくて幸せな気分の部屋になりました。

午前中は仕事が終わってから掃除や犬用品の洗濯などを念入りにして
お香も焚いたので、とてもいい香りがします。

犬は洗われて不機嫌でしたが、今は眠っています。

今度こそ部屋に観葉植物を置いて、レッスン玄関前にも花を植えようと思ったのに、
来週の木曜日あたり、また雪が降るとか。。。。

この冬は大雪という感じではありませんでしたが、だらだらと長く降りますね。
春が待ち遠しいです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初歌い

2010-03-11 23:16:33 | Weblog
今年初めて木曜会の練習に行ってきました。
定期演奏会で歌う曲の楽譜を購入し、必死で譜読みでした。

大好きな千原英喜の曲を今年も歌えるということで、仕上がるのがとても楽しみです。
転調が多くて、頭の中で鍵盤をたたきながら憶えました。

ちゃんと声を出したのは11月のドイツ・レクイエム以来だったので、
一応コンコーネで声出しをしていきました。

きっとノドの使い方はすごく下手なんだと思います。
大きな声が出ないわりにはすぐに疲れて声が枯れる。。。。
ピアノの奏法以上に、発声方法はきちんと勉強すれば奥が深いのでしょう。
自分の体が楽器で、豊かな声が出たらどんなに楽しいだろうといつも思っています。




銀杏の社会音楽さいについての感想は「銀杏かわらばん」に書きましたが、
ほっとなんようHPの紹介も兼ねて、こちらで音源のご紹介です♪

3月7日社会音楽祭
コチラでお聴き下さい。

思ったより4声の響きはとてもきれいです。
でも、もっと速く歌ってもよかったのかなぁ?と思いました。
伴奏がゆっくりのテンポの中で動きを失っている感じです。。。。
どんな時でも対応できるように、まだまだ修行が必要ですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うまずたゆまず

2010-03-09 23:49:27 | Weblog
とても体が硬いのですが、体操に通うようになってストレッチをしてみたら
あまりの痛さにこれではダメなんじゃないかと思い、1年くらい毎晩続けています。
最初は足が痛いだけでしたが、今は毎日やって寝ると体がスッキリしますし、
柔らかい日と硬い日が自分で分かるようになってきました。

毎日少しずつやれば柔らかくなると先生に言われても、とても信じられませんでした。
効果が出るまでも時間がかかったので、もともとの運動神経や持っている身体で
無理なんじゃないかと思っていました。

でも、続けるって本当に大切なんだと分かったら、嬉しくなってせっせと
ストレッチをすることが楽しくなりました。



ピアノも一緒ですね。
今日はピアノ研究グループの集まりで、たった30分と思っても
毎日練習を続ける子は必ず伸びるし、そう簡単にできることではないという話になりました。

何事に於いても結果が出るまで(実感できるまで)の道のりは果てしなく長いです。
途中、苦しくなったり飽きてしまったり、時々は悲しくなったりします。
野球のイチローさんは365日、いつも同じように過ごすそうです。
記録を出すためには、とにかく淡々とどれだけ同じことを繰り返せるか。。。なんだそうです。

日曜日に社会音楽祭でピアノを弾いてきました。
とても短い時間だったはずなのに、寒かったせいもあるのか帰ってきたらどっと疲れて、
しばらくハノンは休もうと思いました。
月曜日は自分の練習のことは忘れてレッスンだけしました。
今日、ふと指を見たら親指に「ハノンだこ」ができていました!!
急にやる気が出てきて、またいつもと同じように56番~59番、32番~55番と
無心で弾き通しました。

これが私の日課で、恥ずかしくない演奏をするための一歩なんですね。
明日も楽しい気持ちでがんばります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自慢の。。。

2010-03-02 22:23:10 | Weblog
今日はチワワのワクチン注射の日でした。

1年に一度の体重測定も待っています。太って怒られるのはもちろん飼い主です。
食べ物のことだけを考えて、それだけを楽しみに生きているバンビくんにはかわいそうですが、
私は獣医さんに怒られたくないので、いつもエサには気をつけていました。

今年も体重管理はバッチリでした!!

獣医さんと看護師さんが「かわいい」「とてもきれいだ」とほめてくれて、私は鼻タカダカです。
そんなにほめられると、いつもよりますますかわいい犬に見えてきてしまいます。
完全に親ばかならぬ犬バカです。

注射はすぐに済んで、ペットフードの試供品をもらって帰ってきました。

自分がほめられてもすぐに忘れてしまうのに、犬のことだといつまでも気分が良く、
つい家族に自慢してしまったり、何かと気分のいい一日でした。

実は昨年の山形テルサでの須田先生のリサイタルの時も、アンコールの
魔法のように素敵な「子犬のワルツ」も、バンビのための曲なんじゃないかと思って聴いていました。

これからも健康で長生きしてほしいです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする