漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その67 瑩貝 邏斎

2015年09月29日 | 日記
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●熟語の読み(音訓)シリーズ・・・
・まだ再開というわけではありませんが、WP打ちしたものがまだ残っているものを配信しています。<その210>ぐらいまでは続くと思います。
・その先はWP打ちする暇があれば続けますが、27ー②以降になる見込みです👋
●「瑩貝(ヨウガイ)」=光沢を出すのに用いる貝殻のこと。
・広辞苑の復習をしていて、前から気にはなっていた、この「瑩貝(ヨウガイ)」・・・漢検辞典には載ってないし、「瑩」の現行の音読みは「エイ」のみ。
・なんで「ヨウ」と読むのか、ちょっと調べた。
・「瑩貝」・・・4辞典(大漢和・字通・大字源・漢字源)とも、この「瑩貝」なし・・・かつ、音に「ヨウ」とある辞典あるも、掲載されている熟語はすべて「エイ」音の熟語だけ・・・(漢字源に「ヨウ」(呉音)とあった)。
 *たとえば、「瑩潤(エイジュン」=つややかなさま。「瑩徹(エイテツ」= 明るく透き徹っているさま。澄み渡っていること。
・国語辞典の「大言海」でやっと理解・・・「ヨウガイ(「ヨウ」は呉音)・・・またはエイガイ(「エイ」は漢音)」と説明がなされていた。
・漢和辞典だけじゃダメで、国語辞典も調べないとダメなのか・・・(^^;)
*出題されないとは思いますが、「ヨウガイ」「エイガイ」・・・どっちを回答したら良いんだろ(^^;)
●漢検漢字辞典第2版・・・
・「邏斎(ロサイ)」・・・托鉢・乞食を意味する、この「ロサイ」・・・現行音および漢音・呉音ともに「ラ」なのに・・・なぜ「ロ」?
*通常は「巡邏(ジュンラ)」「警邏(ケイラ)」など・・・すべて「ラ」音熟語。
・この「ロサイ」は痴れっと、漢検漢字辞典にも載っています・・・なぜ「ロ」なのか、一切説明はなし。
・ちなみに、大漢和「ラサイ」・大字源「ラサイ」・字通(熟語なし)・漢字源(熟語なし)・・・と、「ラ」が優勢。
・でも、広辞苑では、しっかりと「ロサイ」・・・。
・大言海は「ロサイまたはラサイ・・・天竺にて人の門に立ち歌などをうたいて食を乞い糊口する者。托鉢、また、乞食の異名ともする」とあった。

・漢検漢字辞典&広辞苑 VS 大漢和&大字源 ・・・どっちを取るか(^^;)・・・「ロサイ」と回答しておいた方が無難なんでしょうね(^^;)現行の音読みにはないし、わけわからんけど・・・。

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熟語の読み・一字訓読 (その202)

2015年09月29日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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●熟語の読み・一字訓読(その202)です。
<簟:テン、たかむしろ、すのこ>
・たかむしろ、すのこ:簟席=たかむしろ・竹席、簟子=竹席、簟床=簀の子、簟牀=竹の簀の子、簟褥=たかむしろの簀の子、露簟・・・
<簷:エン、ひさし、のき>
・ひさし、のき:簷宇=のき、簷雨、簷下、簷瓦、簷溜=簷霤(エンリュウ)=あまだれ、簷楹(エンエイ)=のき・・・
*簷馬(エンバ)=風鈴の類。
<簫:ショウ、ふえ、しょうのふえ>
・ふえ、しょうのふえ:簫鼓=簫と太鼓、簫洞、簫笳=簫と葦笛、簫吹、簫籟・・・
*簫鬆(ショウソウ)=管のゆるみ
*「簫」=小管を編み、参差して鳳凰の翼に象った管楽器(大漢和に図あり。「笙」とは異なる。)
<簽:セン、ふだ、はりふだ、しる(す)、みだ(し)>
・ふだ、はりふだ:簽子=付箋、簽注=䇳注、簽貼(=付箋)=はりがみ、簽掲(センケイ)=はりだし、札(ふだ)を貼ってしるしとする
・しる(す):簽記=書きしるす、しるし。簽押=簽字=簽名=署名。簽約=調印。簽書=署名する。
・みだ(し):(「ふだ、はりふだ」とほぼ同様)≒上記「ふだ・はりふだ」の熟語参照。
<籌:チュウ、かずとり、はかりごと、はか(る)>
・かずとり:籌算=計算、籌子=計算の道具、牙籌、籌馬=かずとり・・・
・はかりごと:籌画、籌策(筴)、籌略、籌謀・・・
・はか(る):籌議=計画する・はかる、籌国=国家の大事をはかる・・・

👍👍👍 🐑 👍👍👍

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