【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

パレルモ放浪2011夏 『 イタリアの南国~ 』

2011年07月14日 | 旅三昧!釣り三昧!
ミラノを発つ前の晩、空港に迎えに来てくれるファブリチオとの電話で、手荷物は多いのかという問いに、いつもと同じスーツケースだと話したので、てっきり小さなフィアットパンダで迎えに来ると思っていたファブリチオは、パレルモ空港に颯爽とポルシェに乗って現れたのであった。



しかし、このクルマでは、一つのスーツケースを積むのもやっとであった。

新しいポルシェはエンジンがクルマの中央にあるため、前も後ろも本当に小さいスペースしかなかった。なんとか無理やり荷物を詰め込んでパレルモ市内に向かう。

9月にお客様をパレルモへお連れする企画の打ち合わせが主な訪問目的であった。

仕事をこなし、夕方にモンデーロへ蛸とウニを食べに。



ここは南国だが海が近く風が心地よい。海のにおいが心地よい。

振り返れば知り合ってからもう15年近くなるファブリチオ。お互い懐かしい昔の話に花が咲いた。

数えたことないがオレも10回はゆうにこの地を訪れている。そして9月にまたやってくる。

トロント留学時代の親友でこの地に住むロベルトには、今回時間がないので連絡せずにいた。きっと元気にこの太陽の下、頑張っていることであろう…。

翌朝5時にタイマーをセットし、まだ夜が明けきれぬパレルモの街を空港へ。ミラノ、フランクフルトと乗り継ぎ帰国の途についたのであった。