【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

熊本長崎放浪2020暖冬 『 九州はうまかばい! 』

2020年01月24日 | 旅三昧!釣り三昧!

久しぶりに商用であったが熊本と長崎を訪ねてきた。

熊本はサラリーマン時代以来なので28年ほどぶり、長崎は12年ぶりである。

当初空路で熊本入りする予定であったが岩国で商談があり陸路に変更し新幹線を乗り継ぎやってきた。

久方ぶりの熊本は想像していたより街が大きく、聞けば政令指定都市になっているとの事である。

着いた夜は新市街にある餃子屋さんへ。写真を撮り忘れたがここの店はリーズナブルで美味かった。

新市街には恐ろしく幅の広いアーケードがある。京都新京極や寺町の3倍はありそうだ。




人々が話す熊本弁がいい感じだ。

翌日は折角なので熊本ラーメンを食べる。やはり九州である。ベースは豚骨スープだ。かなり評判の店のようだが個人的には残念ながら好みの枠外であった。豚骨に背脂にキクラゲのコンビネーションがイマイチなのだ。




この夜、高校時代からの親友でこの地に単身赴任するアキヒロと飲んだ。




心地よい時間ここにあり。グビグビ飲んで酔っ払った。

馬レバ刺しも食った。これはうまかた!




聞けば今週木曜日に長崎出張が入っているとの事にて、アキヒロの会社の飲み会にゲストとして乱入する事にした。

翌日は天草へ。隠れキリシタンの地である。天草諸島は橋で繋がっておりクルマで全島渡れるのだ。




海が近いので気持ちが良い。また必ず来たいお気に入りの場所となった。

昼飯は『とらや』という海に突き出たレストランで美味い海鮮丼を食べた。




こちらに来て思ったのだが醤油が異様に甘いのだ。普通に使うにはちと頂けない感じ。ただ刺身を食べるとなるとこの甘味が良いのである。

この日、熊本に戻り長崎へ移動するよりも天草から高速船で長崎へ渡る方が賢明というアドバイスの下、乗客3名の高速船に飛び乗った。片道2030円で到底採算が合わないと思うのだが船は勢いよく波飛沫をあげて走る走る。




45分ほどの船旅であった。白波は立ってないものの高速で走るので海上を跳ねていく感じだ。船酔いに弱い人ならダメかもしれないレベルだ。

しかしデカい魚がいそうな海である。次回はタックルを持ってこようと思った。

高速船は何にもない小さな小さな波止場に着いた。

野良猫が何匹か港を歩いている。所謂よくある漁村風景である。

船着場に一台ポツンと泊まっていたバスに乗り浜町を目指した。やはり長崎は坂が多い街だ。バスの運ちゃんのサイドブレーキを引いた坂道発進がなぜか妙に気になった。

12年ぶりの長崎の街を歩く。ぼんやり覚えているくらい。






中華街から思案橋横丁をぐるっと歩き、人が入っているここだと思う餃子屋に飛び込んだ。

『 宝雲亭 』

焼き餃子とニラ玉とスープ餃子を頼む。




どれも旨かったがスープ餃子は圧巻であった。これは長崎に来るときは一度は顔を出したい。

生ビール2杯とそれで2650円だか。決して安くはないのだがまあ良しとしよう。

腹一杯になって炭酸を買って早々に部屋に帰った。

今回長崎で泊まったホテルはかつての長崎大丸が在った場所に建てられた複合施設の上階にあるのだが、ここの朝食がすこぶる良かった。皿うどんやごとううどんといった長崎ならではの小皿が色々あるのだ。確かに少し高いのだが十分に満足出来る朝食なのである。

長崎滞在中の夜、アキヒロの会社の社員の若者らと飲む機会を得た。明らかに昔と違う感覚の若者らとの会話がある意味新鮮であり驚きでもあった。

かつて世界を飛び回わり活躍する事を夢見て社会人になったような面々、今はベンチャー起業を目指す事を夢見て働いたりするのであろうか。

熊本、長崎、総じて大変魅力ある街々であった。いつか仕事ではなくゆっくりと海沿いを歩いたり、軍艦島を訪ねたり、島原や天草の歴史に触れたりしてみたいものである。

また来ようと思った。



長崎ちゃんぽんはやっぱりエライ!美味美味





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