躰道シーラカンスの整体体操

躰道を人生の道連にできるよう、健康体力の保持を願い「谷式健康体操」は、45年前初代祝嶺先生より許可、考案 20年で集大成

躰道シーラカンスの整体体操 No.224

2015-09-09 | 整体体操、 躰 道

毎年 9月の各健康体操教室は、夏バテを解消する経絡(ツボ)体操。毎年脈絡経絡の説明に時間を掛け、やや理解して頂けたところで両肩関節を柔らげ肺経の体操、親指、人差し指から肩先までのストレッチで形を整え、左右の胸筋を膻中(体気膻運)に集めるよう体気を集中させる。

 ゆっくり、い~ち、に~い、さぁ~ん、数をかぞえ1分~1分20秒程、ストレッチしている部分がシビレる感覚を意識、太陰肺経の経穴を刺激する。
 
手の陽経大腸経、三焦経、小腸経は、消化器系を刺激し気迫、気力、元気。陰経の肺経、心包経、心経は、心肺機能の働きを整える、六経を刺激し調整の 6動作は、無理なく出来る形が必要です。
 



脈絡の経穴を刺激し精神安定とストレス解消の 3動作、最後の動作で、任脈の経穴を深く刺激し浅い睡眠状態を誘う。
 
9月は、年間を通して食中毒患者数が多く、ウイルスや菌に対する免疫力等、防衛体力の回復を早める必要があると考えております。
 
狭山道場躰道の稽古は、股関節の柔軟性から、内功を重視し下肢の六経、陰経の脾経、肝経、腎経と陽経の胃経、胆経、膀胱経の経絡体操から竜捻立ちに繋げる。
 
臍下丹田(へそ下 9センチ)の位置に、ゴルフボール大にした体気を集め、下肢の動きを自在に動かして前後向きを変え竜捻立ちを繰り返す。
足腰のねじり角度は、左右の腸骨が180度、基動線上で行ない前後向きを変え上段構えに繋げる。
 
上記の立ち方の後の、え字立ちでの前蹴りは、蹴り足より引き足を強く引くことができ、二の足として連続技にも活かしたトレーニング、最後は色帯ごとに法形の稽古。
 
臍下丹田(腰内弦)の認識は、全ての蹴り技引き足など、又運足ハ法の強弱緩急に用いられるものであり、是非に修得しておかなければならない呼吸法の一つです。
 
 
 
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