話しは65年ほど前にさかのぼるが、躰道の前身は玄制流空手道、玄制流の基は一撃流空手。
後屈立ちから、体重を乗せパワーアップしての突きや蹴り、しかし、対戦相手は瓦やレンガではない、対等に修練した者であれば、前屈立ちからの突きや蹴りは速い。
1964年第1回東京オリンピックに向け、各スポーツ団体の活動が活発になり、空手界も当時は競技種目に加わわることができなかったが、日本武道してデモストレーションが出来ると期待した。
従って各空手道団体の競技が活発に行われるようになり、各流派の実技が向上し始めた。
我が玄制流空手道でもそれに等しいものであった。
我々、若手の指導者はエビ蹴りや斜上蹴りに加え、体軸で躱し変化して半月当て、旋状蹴り等の円踵蹴りの逆技を考案、運足を加え有利な実戦で他流派を凌ぐことが出来ていた。
それらを総括し第1回東京オリンピックの1年後、1965年躰道創造に至った。
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躰道初期から20年あまり注目され続けた埼玉県躰道協会も、17年間、総合優勝なしで現在に至っている。
そろそろ何とかしなきゃいけない⁉️
模倣技では限界がある、相手方はより以上に進歩している。
躰道の本領である創意工夫を発揮しなければならない、基礎は既に出来ている。後は皆さんの理解度に期待したい。