テレビで食事しているところを見ることがあります。有名無名を問いませんが、その時食事をしている人の箸の使い方たがおかしいと艶消し、どんな美人でもガッカリします。この人はどのような親に育てられたのだろう、とその出自などを邪推することもあります。
タカ長はいわゆる「えーとこのぼんぼん」ではありません。しかし、箸の使い方はシッカリと躾けられたようです。記憶にあるのは親の箸がピシッとタカ長の手を打ったことくらい。その記憶も曖昧で、自分が子どもの手を打ったのかも?????
朝起きたら顔を洗う、食事をする、トイレを済ますと言う生活の基本もシッカリと躾けられました。
「いまうんこしたくない」と言っても、「座っていたら出てくる」と言って、無理やり(?)トイレに座らせられた記憶はハッキリと残っています。
「家を一歩出たら戦争みたいなものだ。戦争するときうんこが出たくなったら勝てないだろう」と言うようなことを親父に言われたこともハッキリと記憶しています。
幼少の子どもにそのようなことを言っても理解されないと思いますが、タカ長が幼少期を過ごしたのは戦中戦後ですから、そのような話方も意味があったのでしょうか?
記憶は曖昧でも、親に躾けられたことは身についていて、箸の使い方で苦労したことはありません。
早朝の「三点セット」はシッカリと身についていて、今朝も快食快便、お蔭さまで今日も元気です。幼少期に躾けられたことはその人の生涯を左右することになります。誰とは言いませんが、国を代表する人のおかしな箸の使い方をSNSで見て、普通のことを普通に躾けてくれた親にあらためて感謝しています。
親の子どもへの躾けは、ある面では一方的で暴力的(?)かもしれませんが、あのとき箸でピシャッと打たれた痛みは、成長してからみれば快い痛み、親の有難さを感じるものなのですね。