THE LURE: ポーランドの映画です。
これはホラーテイストのミュージカル。 MAKINGのドキュメントでも、色々説明していましたが、ホーランドにはミュージカルの伝統がないので、試行錯誤しながらつくりましたーとか言っておりました。ほんとに、突然明るーい楽しいダンスが最初にでてきたりしてました。この部分は似非ハリウッド映画っぽかったわ。
ところでー、最初のシーンの音楽!!! めちゃくちゃよかったんですが、これ、ジュリーの”屋久島MAY"という歌にとってもそっくり。ジュリーはこれ10年以上前に作ってあるし、偶然なんですが、とてもいい歌ですよー。
アンデルセンの人魚のお話をベースにして、膨らましたようなお話。そして、人魚は人間を食べるという、前提もありましたが、これって私、どこかで聞いたことがあるような。。。?
突然現れた人魚姉妹(ゴールデンとシルバー)が ナイトクラブで、バンドファミリーと一緒に楽しく歌い踊ります。このナイトクラブのシーンがどれもとっても素晴らしかったです。妙に世紀末てきな、絶望的な退廃的な感じが濃厚です。
シルバーがバンドのベーシストに恋をしてしまうのが、波乱の始まり。アンデルセンのお話と同様、彼と結婚しなければ、彼女は泡になってしまいます。そのうえ、彼とのために、人間の下半身をくっつける手術をしちゃいます。もう、もどれないーーー。
で、この彼女が恋をする男性俳優がーーーJAKUB GIERSZAL というアクターですが、とてもとてもハンサムです。
年齢的にはこの時すでに20代後半みたいですが、本当に美少年です。久しぶりだわー。こんなに素敵な人。もう、シルバーが命を懸けて好きになるのわかります。本当は彼が結婚した日、翌朝までに彼を食べちゃうとシルバーは生き残れるのです。でも、チャンスがあったのですが、彼女はただ、彼の腕のなかで泡になることを選ぶんですよね。
不思議―な雰囲気のミュージカル/ホラー映画/青春ラブストーリー
音楽と背景がとても素敵でしたー。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます