続きですー。
この映画の監督はデンマークのラース フォン トリアーという方です。といっても私は全然知らなくって,でも、この監督、ダンサー イン ザ ダーク とかドッグヴィル を取った人だったんですね。 ダンサーのほうの映画は私途中で見るのをやめてました。あまりに痛くって 辛くって。ドッグヴィルは ニコールキッドマンが綺麗だったんで、嫌な映画だなー(誉め言葉)と 思いつつ全部見ましたけどね。でも2度と見たくない映画です。なので、この映画もかなりつらいかなと思いつつ見ていましたが、いやこの映画は 18禁の描写はありますが、それほど身に詰まるようね緊迫した嫌-な感じはないですね。
お話は 老人とジャックの二人の会話から始まってます。最初私は老人は刑務所にくる神父さんのような方かと思っていましたが、ちょっと正反対のの地獄の案内人でした。まあ これは最後の章で分かります。
話は5つに分かれていて、
第1のインシデントで、あの! ユマ サーマンが出てらっしゃいましたー。ちょっと顔の感じが変わっていたので、すぐにはわかりませんでした。彼女がジャックの最初の犠牲者ですが、結構イヤーな女性なので、最初の殺人はちょっと、すっきりするかも。なんというか この女性 若いころは綺麗でちやほやされていたので、年を取った今もちやほやされるのが当たりまえと思ってるよーな女性です。そして、いやいや彼女を助けているジャックに対して、いろいろ好き勝手なことを言い放ってるんですよね。なので、ジャックが彼女をジャッキーで殴ったときは やったね!!!って感じになりましたー。
ここから、ジャックのシリアルキラーとしての人生が始まります。
シリアルキラーあるある
●必ず殺した記念を持ち帰る。-- まあ彼は殺したあと、死骸も持って帰ってるんですけどね。それのできない場合は体の一部を持ち帰りそれをお財布にしてましたね。ーー悪趣味
●自己顕示欲ーー 自分を”MR. Sofistification ミスター洗練”とか名のっています。
●anti-social
●殺しが進むにつれて 証拠隠滅が雑になっていきます
最後のほうは本当に逃げようとか隠れようとかどうでもいいかんじー。
●結局シリアルキラーは自滅のような形終わってしまいます。
titleのジャックの立てた家。実際に彼は家を建てたかったんですよね。でも最後結局彼が建てた家は自分の殺した死骸で作った家!!!
で、最後のほうがたぶん監督が色々見せて遊んだところのようです。ダンテの地獄の世界を見せてくれます。そして結局ジャックは消えてしまうんだよね。結構私はジャックがまた再生するというハッピーエンドかなっと思ってみてましたがああー残念彼は地獄の世界からも消えてしまいましたー。
うーん結局マットディロンの映画って最後彼が不憫だなー。やっぱりちょっと生活感が無いのがいけないのかしら。。。
この映画 面白いです。私は久しぶりに楽しい?映画を見た気分。なんせあんまり娯楽が無い生活をしているのでこういう変面白い映画いいですわー。