ロックダウンは解禁になったと思ったら、今度はジョージフロイドの件で、プロテストがおこったり、そのせいで、暴動に発展しちゃったりして、今度はCURFEW(夜の外出禁止ですね)が市から出たりして、毎日色々ありますねー。
そのせいでやっぱりあんまり外出とかしてません。。。まあ必然的に家でDVDや、ケーブルの映画チャンネルを見る毎日になってます。今回は久しぶりのジュード ロウです。この映画2016年の映画ですが、髪の毛が増えてます。役のための鬘?それとも髪の毛増やしたの?若返っていいけどねー。

コリン・ファースとジュード・ロウの主演で、1920年代にアメリカ文学の名作を数多く手がけた実在の編集者と37歳で生涯を閉じた小説家の人生と友情を描く。アーネスト・ヘミングウェイら世界的な作家を見出した編集者マックスウェル・パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が届けられ、才能を見出したパーキンスは作家とともに出版へ向けての編集に没頭していきます。
天才作家トーマス ウルフ と、編集者パーキンスの二人のとても濃い(恋?)関係のお話です。トーマスウルフはとにかく滅茶苦茶書く人だったようで、それを編集のパーキンスと一緒に時間をかけて出版できる原稿に直し上げていったようです。パーキンスにとってはまさに編集者冥利な仕事だったんでしょうねー。
コリン ファース演じるパーキンスという方、変わっています。自宅での食事でも帽子を脱がないんです。もちろんレストランでも脱ぎません。友人と釣りに行った時も帽子とスーツ、ネクタイ姿です。これはこのパーキンスという人の何を表してるのかしら? なんか私的には帽子って外ではOKだけど、食事中とかあんまり衛生てきによくない感じがするんですどね。
で、ジュードロウです。彼は彼です。そして、いつもいつも 感じるのが、この俳優ちょっと いつでも腐女子の気持ちをくすぐるBLモードの感覚を持っていません? ええ、私生活ではちゃんとストレートで、いろんな女優や子守の女の子にまで手をだして、子供もたくさんいるって知ってはいるんですが、微妙にBLっぽいんですよね。
過去の作品で、”リプリー”、とか”シャーロック ホームズ”とかは まじまじ熱ーい関係性だし、REPO MENでも、相棒とのバディ感が滅茶苦茶濃いんです。相棒なんか絶対主人公の奥さんに嫉妬してたし。
映画の中ではパーキンスはトーマス ウルフのことを 自分にはできなかった息子のような存在として、愛してると、パーキンスの奥さんのセリフを通して語られています。にもかかわらず年上の愛人アイリーン(ニコールキッドマンです。年上だけど、めちゃくちゃ綺麗というそしてちょっぴり 意地悪という、適役ですねー。)は パーキンスに滅茶苦茶嫉妬してるんですよね。

やっぱり一番 ウルフとパーキンスの熱い関係がわかるのが、2冊目の本の出版のあと、ウルフがヨーロッパからアメリカに帰ってきたとき!! パーキンスはウルフを迎えに行くんですよね。そして二人はウルフの希望で彼の元住んでいたアパートの屋上へ行きます。
二人で、ニューヨークの街を見つめています。この写真のあとにウルフがパーキンスの肩に顔をうずめるのー。その後ろ姿がいいのよー。もうそのシーンだけでこの映画 BL映画です!!!
なんかあんまり、評価されてない映画っぽいんですが、でも1920年ごろのざわついたアメリカとか当時のファッション(主にニコールキッドマンのお洋服)とかもエンジョイできるし、ジュード ロウも、素敵だし そして、このはっきり言えない関係がとっても BLっぽいので 腐女子には絶対おすすめできると 思いますわー。
うふふふ。