えんか

友人がアマビエの塗り絵を色鉛筆で塗り、LINEで送ってきました。
「アマビエの絵は誰かほかの人に見せると疫病退散の効果が出るっていうから見てね」と。


ここからは別な話です。
ある日、“いえびと”が「さっき〇〇さんの家の子供にあったから『アイスあげるから後で家に来て』と言っておいた」と言いました。
その子は外で私に会うといつも「〇〇〇しゃん」と言ってくれる可愛い幼稚園生の女の子です。
しばらくするとその子が小学生のお姉ちゃんと二人でやってきました。
大喜びの"いえびと"は、さっそく居間に通して好みのアイスを自分たちで選ばせました。
私はテーブルに向かい合って座りましたが、小さな子と何のお話をすればいいのかしらと戸惑い気味。
そこで無難に「幼稚園ではどんなことをしているの」と切り出してみました。
「歌をうたっている」と答えてくれたので「あらっ　どんな歌」と聞いてみました。
すると彼女は「えんか」と答えました。
その瞬間、私の脳裏に浮かんだのは「演歌」の文字でした。
それから次々と「演歌・・・艶歌・・・怨歌」と浮かんできます。
私の様子を不自然に感じたらしい小学生のお姉ちゃんが「えんかは幼稚園の行事の時とかに歌うの」と説明してくれました。

私の心の中・・・あつ　園歌ねっ

あとから考えればあったりまえのことでした。