南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 ノーベル文学賞は、大方の予想であった村上春樹氏ではなく、中国の莫言氏に決定した。
 村上氏はまたもや落選…。しょうがないね。
 まあ、山中教授がノーベル医学・生理学賞を受賞したから、今回は村上氏じゃなくてもいいかな。
 

 でも、日本人が日本語で書いた作品を、ノーベル賞の審査委員たちは何語で読むのだろうか? 日本語ってことは100%あり得ず、きっと英語かフランス語かスウェーデン語あたりに翻訳されたものじゃないのだろうか?
 翻訳されたものは、もはや本人の著作とはいえないだろう。母国語で読まれない限り、微妙なニュアンスが伝わる訳がないし、翻訳者の誤訳や意訳が含まれていることが十分考えられる。

 だから、村上春樹氏の作品も、どうせ日本語で読まれてないんならば、はっきり言ってノーベル文学賞なんて要らないんじゃないかな。
 そう思いません?

 にしても、文学賞の選考基準は分からないな。文学とかのいわゆる芸術分野は、ある人にとっては宝物かも知れないけど、別のある人にとってはゴミに過ぎないってこともままあるしね。
 同様に、ノーベル平和賞の選考基準も全く分からないね。いがみ合っているもの同士の片方だけが受賞するとかって今までに何回もあるけど、明らかにオカシイでしょ? どこが平和なの?
 医学生理学賞や物理学賞、化学賞は、結果がバッチリ出ているから異論はないんだけどね。



 まあ、そういう話はおいといて。
 私個人としては、大好きな作家である「井上靖」氏に、生前にノーベル文学賞を取ってほしかったかな…。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )