南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 



のち

 今日は第2戦。
 昨日は巨人が圧勝したが、日本ハムがこのまま黙っているとは思えない。
 原監督が勝利監督インタビューで「明日はフラットな気持ちで臨む」と言っていたように、1勝はないものという気持ちで戦わないといけないだろう。

 先発は、大方の予想通り澤村と武田勝。
 私はホールトンかな~と思っていたが、澤村が2番手に昇格したということか。


 初回、澤村がいきなりやってくれた。
 先頭打者の陽岱鋼に対し、いきなりデッドボール。指か手の甲辺りに当たった?? うずくまって痛がる陽。跳ね返ったボールが1人側ベンチの方まで転がっていったのでちょっと心配だ。
 でも、リプレイで見ると、単なる内角高めのつり球のような気がする。つまり、陽が避けるのが下手なだけだ。

 そして、今度は4番の中田にもデッドボール。またもや手の甲辺りだ。1塁に歩きながら何度も澤村を睨みつける中田。一方、澤村は帽子も取らず、何かもぐもぐと独り言を言っている。
 さすがの栗山監督も「危険球じゃないか」と審判にアピール。
 でも、これもリプレイを見ると、これも単に中田が避けるのが下手なだけだ。昔、長嶋茂雄はちょっと大げさだろうというくらいの避け方をしていたものだ。ケガなんてしたらバカバカしいもんね。

 うーん、陽も中田もまだまだ一流には程遠いね(そういえば清原もぜんぜん避けなかったな)。だから澤村も「おいおい避けろよ」という感じでちっとも悪びれていないんだろう。

 でも、中田は結局4回裏に交替。そのまま病院に直行したとのこと。心配されたが、幸い打撲だけで骨には異常がなかったようだ。


 さて、1回裏、長野が先頭打者ホームラン!
 昨日に続き、巨人が先制。巨1-0日。

 その後は、両投手の好投が光り、投手戦の様相が続く。
 武田は6回を被安打4、1失点、10奪三振。澤村は8回を被安打3、無失点、8奪三振。日本シリーズに相応しい、素晴らしい投手戦だ。


 日本ハムは澤村を全く攻略できていないので、そのまま澤村を完投させるかと思ったが、9回は山口がリリーフに立つ。
 今シーズンの山口は素晴らしかったが、最近はしばしば打たれる場面を目にするような気がする。嫌な予感は的中、その心配が当たってしまった…。
 2アウトながらランナー3塁1塁。一打同点、長打ならば逆転もあり得る。
 ここで、栗山監督は代打の切り札・二岡を告げる。

 正遊撃手だったのに、山本モナ事件で巨人を追い出された二岡。
 きっと巨人に、目にモノを見せてやりたいところだろう。

 それに呼応するかのように原監督も投手交替を告げる。西村なのか?ちょっと不安な気がするが…。
 出てきたのは剛速球投手マシソン。

 二岡はライトへ大きな当たりを放つが、長野が掴み万事休す。
 ゲームセット。巨1-0日。



 いや~、緊張した。
 見ごたえのあるいい試合だったな。

 これで巨人の2連勝。
 しかし、明後日からは日本ハムの本拠地・北海道だ。
 DH制もあるし、日本ハムが本領発揮をするだろう。2勝しているという気持ちはとりあえず横に置いておいて、頑張ってほしい。
 でも、平日は残業でなかなか中継を見れないんだよなあ…。

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