taraの日常

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5月の観劇~アルカディアと1789

2016-05-15 08:36:20 | 観劇
●アルカディア
 4月30日(土)マチネ シアターコクーン お友達からチケットを回していただいて、立ち見(というものを初めてしました)で見てきました。

【キャスト】バーナード・ナイチンゲール:堤真一/ハンナ・ジャーヴィス:寺島しのぶ /セプティマス・ホッジ:井上芳雄/ヴァレンタイン・カヴァリー:浦井健治/レディ・クルーム:神野三鈴/トマシナ・カヴァリー:趣里/ガス・カヴァリー&オーガスタス・カヴァリー:安西慎太郎/クロエ・カヴァリー:初音映莉子/エズラ・チェイター:山中崇/ブライス大佐:迫田孝也

イギリスの豪勢なカントリーハウスの居間を舞台に19世紀と現在の2つの世界が交錯しながらストーリーは進んでいきます。時々台詞が難しくって??となるときもあり…理解したかと言われると、ごめん、ところどころわかんなかったところもありました。
でも!良かった!カヴァリー家の居間で2つの時代が交錯する…すごく繊細で演劇的な構成が素敵。演じている役者さん達もそれぞれの時代の空気感を出せる芸達者さん達なので違和感なくその世界に入ることができました。最後のダンスは途方もなく美しくて、久しぶりに舞台観て泣いた。なんていうか…たとえ記録に残らなくても、また記憶にさえ残らなくても…人生は美しい。どんな人生も奇跡のような美しい瞬間で満ち満ちている。そんな想いで胸がいっぱいになりました。
今回は1回の観劇でしたが、リピートして観てみたい舞台です。キャスト入れ替えがなくてもリピートに耐えうる舞台であると思います。観るたびに新しい想いが得られるというかね。ぜひとも再演希望です!
 観劇後はドゥマゴのバゲットサンドイッチ。素っ気ないだけにバゲットとバターそのものの美味しさを堪能できます。

●1789 バスティーユの恋人達
   4月16日(土)ソワレ
【キャスト】ロナン:加藤和樹/オランプ:夢咲ねね/マリー・アントワネット:花總まり/ロベスピエール:古川雄大/ダントン:上原理生/デムーラン:渡辺大輔/ソレーヌ:ソニン/アルトワ:吉野圭吾/ラマール:坂元健児/フェルゼン:広瀬友祐/ペイロール:岡 幸二郎

「1789」2回目の観劇です。ロナンは無学で粗野なところもあるが、それだけに変革に対する思いは純粋で強い。また革命のリーダー達にも屈折した感情を持っている…そういうロナンの役どころは、加藤くんの方がしっくりくるように感じました。舞台全体の感想は、というとやはり微妙だな~。豪華なキャスト・衣装・舞台なんだけど、なにか薄っぺらい印象しか残らない。なんでかな~?アルカディア観た後だから?期待度高すぎた?
いや~それにしても、お花様のアントワネット…!これは凄い!「陛下とともに…」のあの間と演技、泣きました。なんだかお花様はどんどん凄いことになっているのではないかしら?王侯貴族をやらせたら無敵っていうか右にでるものはいない。そんな感じです。

…だからぁ~シシィ観たいんだけど!エリザのお花様チケット、どこかにないですか?