taraの日常

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小さな春~一陽来福「寿ぎの花」川岸富士男展

2021-03-07 14:36:48 | 美術
1月下旬に白山ギャラリーMに川岸富士男さんの個展を見にいってきました。
 
小雪まじりのあいにくの寒い日でしたが、ギャラリーの中は小さな花々で一杯。繊細で緻密なだけでなく、古い植物図鑑のような可憐な上品さがとっても素敵。
    
書も素敵なんですよ~!まるで流れる水のよう。魚尾部分の文字もおしゃれ。お軸や額装、絵手紙風、和綴じ本…川岸先生の作品世界はバラエティに富んでいます。ひとつひとつじっくり見たくて、めったに買わない図録も買ってしまいました。

ちょっと寒かったですが、白山から春日までテクテクお散歩。
   
まちのケーキ屋さん<エリティエ>さん。残念ながらイートインはお休み中でしたが、いろいろ買い込みました。いちごのケーキはふんわり軽く、アップルパイはどっしり重厚。パンもとっても美味しそう。こんなお店がご近所にある文京区民さん、羨ましい。
 焼き魚の香りに誘われて<まる蔵>さんで秋刀魚の開き定食。おさかなに付けてあるのは鬼おろしを使ったザクザク大根おろし。レモンと共におさかなの油を鎮めてくれます。美味しくいただきました。…でも、おさかなの向きが逆じゃないかなぁ?

春日のこんにゃく閻魔堂(凄いネーミングだ!)の入口の一角に古い建物がちょっとだけ取り残されています。ゆるやかな坂道とそこだけ違う時代の空気か流れるT字路…この風景は見たことがある。しかも夕暮れ時に。…でもでも。どんなに思い返してみても、この場所に来たという記憶にたどり着かない。夢なのかな?不思議。写真に撮ろうと思ったのだけれども、なかなか難しくって。また、ふらっと行ってみることにいたしましょう。

    
私も植物を描いてみようかな。