「妊娠からはじまる子育て応援フォーラム」が8日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。府内の子育て支援団体が取り組み内容を発表したほか、フィンランドの子育て支援制度の講演などが行われた。
妊娠初期から子育てをする母親を地域で支える仕組みを考えようと、府山城広域振興局が初めて開いた。保育関係者ら約200人が出席した。
最初にNPO法人子育て支援ねこばす(向日市)をはじめ宇治市や南丹市などの12団体が乳幼児と母親を対象にした交流の場や相談活動などを紹介した。
その後、吉備国際大大学院の高橋睦子教授が「利用者中心・ひとつながりの子育て支援-フィンランドのネウボラに学ぶ」と題して講演した。保健師などの専門職が、妊娠期から子供が6歳になるまで母親だけでなく、家族と何度も面談して相談や助言に応じる同国の子育て支援サービス制度について説明。「日本にもいろんな支援サービスがあるが、つながっていない。家族が孤立することなく、赤ちゃんを育むために周囲の大人が手をつなげるか、知恵が試されている」と述べ、参加者は熱心に聞き入っていた。
【 2016年07月09日 11時26分 】
妊娠初期から子育てをする母親を地域で支える仕組みを考えようと、府山城広域振興局が初めて開いた。保育関係者ら約200人が出席した。
最初にNPO法人子育て支援ねこばす(向日市)をはじめ宇治市や南丹市などの12団体が乳幼児と母親を対象にした交流の場や相談活動などを紹介した。
その後、吉備国際大大学院の高橋睦子教授が「利用者中心・ひとつながりの子育て支援-フィンランドのネウボラに学ぶ」と題して講演した。保健師などの専門職が、妊娠期から子供が6歳になるまで母親だけでなく、家族と何度も面談して相談や助言に応じる同国の子育て支援サービス制度について説明。「日本にもいろんな支援サービスがあるが、つながっていない。家族が孤立することなく、赤ちゃんを育むために周囲の大人が手をつなげるか、知恵が試されている」と述べ、参加者は熱心に聞き入っていた。
【 2016年07月09日 11時26分 】
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