向日市議会6月定例会の本会議が3日、再開され、一般質問が始まった。久嶋務市長は3期目に入って最初の質疑で、昨年に市議会で否決された、空き缶やたばこのポイ捨てなどを禁じる条例の制定を再度、提案する意向を示した。このほか、副市長が辞職を決めた理由や、寺戸町北野の雨水貯留槽が改修後に容量減となることでの排水対策をめぐる質問が相次いだ。
昨年否決されたのは「まちを美しくする条例」案。主に空き缶やたばこのポイ捨て、ペットのふんの放置などを禁じる内容で、罰則導入の是非をめぐって紛糾し、採決では可否同数に。最終的に議長の裁決で決した。
この日、「条例はあきらめるのか」との市議の質問に、まず植田茂市民生活部長が「ポイ捨てなどの問題は根本的に解決に至っておらず、条例制定の必要を強く認識している。再度、提案したい」と答えた。「いつまでに」との再質問に、久嶋市長自ら答弁に立ち、「昨年の議会での議論や、他市の状況などを参考に、できるだけ早く提案する」と意欲をみせた。また、副市長が辞職を決めたことに「任命権者である市長も理由を説明する責任がある」などの声が続いたのに対して、久嶋市長は「私が答えるのは、適切ではない」とし、「大変残念だが本人の意思なので受けた」とだけ答えた。
さらに、北野地区の雨水貯留槽の、改修後の容量減に伴う排水対策について、市側は昨年度に策定した浸水対策実施計画のシミュレーションでは、容量減でも一帯の浸水は「解消できる」との見方を示した。
【 2011年06月04日 12時15分 】
昨年否決されたのは「まちを美しくする条例」案。主に空き缶やたばこのポイ捨て、ペットのふんの放置などを禁じる内容で、罰則導入の是非をめぐって紛糾し、採決では可否同数に。最終的に議長の裁決で決した。
この日、「条例はあきらめるのか」との市議の質問に、まず植田茂市民生活部長が「ポイ捨てなどの問題は根本的に解決に至っておらず、条例制定の必要を強く認識している。再度、提案したい」と答えた。「いつまでに」との再質問に、久嶋市長自ら答弁に立ち、「昨年の議会での議論や、他市の状況などを参考に、できるだけ早く提案する」と意欲をみせた。また、副市長が辞職を決めたことに「任命権者である市長も理由を説明する責任がある」などの声が続いたのに対して、久嶋市長は「私が答えるのは、適切ではない」とし、「大変残念だが本人の意思なので受けた」とだけ答えた。
さらに、北野地区の雨水貯留槽の、改修後の容量減に伴う排水対策について、市側は昨年度に策定した浸水対策実施計画のシミュレーションでは、容量減でも一帯の浸水は「解消できる」との見方を示した。
【 2011年06月04日 12時15分 】
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