「支援の継続必要」 長岡京・職員ら福島から帰任報告

2011-06-04 12:52:30 | 政 governing
東日本大震災の被災自治体支援で、福島県に派遣されていた長岡京市職員がこのほど市役所に戻り、小田豊市長に現地での活動を報告した。

 福島県楢葉町は、東京電力福島第一原発から20キロ圏内にあり、現在、会津美里町内に役場機能を移している。県や町からの要請を受け、市が事務を支援する職員として、危機管理監防災・危機管理担当の嶋谷重治主幹(54)を現地に派遣。嶋谷主幹は4月27日から約1カ月間、町民の避難所となっている廃校校舎に現地の職員やボランティアと一緒に寝泊まりしながら、被災証明や住民票、戸籍謄抄本などの発行、行政間の連絡業務などを担当した。

 市役所で帰任の報告をした嶋谷さんは「原発事故で住民は避難所で不自由な生活を強いられている。職員も不眠不休で働いており、少しでも休ませてあげたい、という思いで頑張った。これからも継続的な支援が必要」と語った。業務支援は6月末までの予定で、市は交代の職員1人を派遣している。

 また、5月に府を通じて福島県会津若松市に派遣された保健師2人も、長岡京市役所で現地の状況を報告。健康推進課の向井智子課長(50)と東絵里子さん(30)はそれぞれ、約1週間にわたって避難所などで健康相談や生活実態の調査に当たった。集団生活や環境面への不安を漏らす被災者もおり、「スタッフを適切な場所に配置し、避難者の受け入れ体制を整えることが重要。都道府県と市町村の連携も大切」と指摘した。

【 2011年06月04日 12時19分 】

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平凡社


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