給食のない夏休みに就学援助受給世帯などに食品を届ける「フードバンク子ども支援プロジェクト」の初回出荷作業が21日、京都府八幡市内里の京都八幡高・南キャンパスで行われた。西日本で初めての試みになるという。
食べられる食品を捨てられる前に福祉施設や生活困窮者に届ける「フードバンク」の活動を行うNPO法人セカンドハーベスト京都(京都市下京区)が実施した。
同プロジェクトは、給食のない長期休暇中に家庭で十分な食事を取れず、やせ細って登校する子どもがいることから山梨県で始まった。京都の取り組みは全国では6例目で、京都市と八幡市の各1小学校で就学支援や生活保護を受ける50世帯に発送する。
出荷作業は、京都八幡高ボランティア部の生徒8人も参加し、企業や大学など4団体から寄付された米やビスケット、缶詰などを1世帯分ごとに仕分けした。
寄付の詳細はセカンドハーベスト京都のホームページで。同京都075(343)7250。
【 2018年07月22日 09時10分 】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます