![](http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2017/01/20170123100702housui450.jpg)
訓練は、同寺の御影堂(市文化財)から出火し、強風にあおられて境内に延焼したとの想定で行われた。
御影堂前で火元に見立てた発煙筒が焚(た)かれると、同寺の職員らでつくる自衛消防隊が119番通報し、初期消火に当たった。
通報を受けた消防隊員らが消防車のサイレンを鳴らしながら参道に入り、御影堂付近に指揮本部を設置。消防団員らと協力して御影堂から模擬の文化財計5点を運び出し、放水した。
訓練後、中小路健吾市長は「消防署と消防団が緊密に連携して目的を達成する様子を確認でき、非常に心強い」と講評。同寺の森田俊尚執事長は「乙訓地域の社寺には多くの文化財が残っている。今後も消防署や消防団と連携し、寺を守っていきたい」と話した。
【 2017年01月23日 10時10分 】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます