乙訓高(京都府長岡京市友岡1丁目)などを拠点にフェンシングを練習している大枝中1年の竹澤志緒里さん(13)=京都市西京区=が、1月にシンガポールで行われたカデ(中学1年~高校1年生年代)のワールドカップに出場し、女子フルーレで5位入賞を果たした。京都府教育委員会が将来の五輪選手育成を目指して4年前に立ち上げた「京都きっず」の1期生。高い運動能力に磨きをかけ、世界の上位に羽ばたいた。
大会では、持ち味のスピードを生かし、積極的に攻め、準々決勝に進出。最後は日本人同士の戦いで惜しくも敗れたものの、年上ばかりと対戦しての上位入賞に、将来の可能性を感じさせた。
海外での外国人選手との試合は、相手がどのように仕掛けてくるか分からないことが多く、何度か経験した今でも緊張するという。それでも、今回の大会については「試合の中で相手の特徴をつかみ、弱点を突けた」と話す。世界の大舞台で戦える力を着実に身に付けつつあるようだ。
桂坂小3年の時、府教委が初めて募った京都きっずに、父の嘉紘さん(60)の勧めで応募。2次にわたった選考で高い運動能力を発揮し、157人中わずか9人という1期生に選ばれた。
京都きっずは20年の東京大会も含め、将来の五輪選手の養成を最大の目的に、小学4年から中学3年までの6年間一貫で指導する。フェンシングとバドミントンの他、昨年からカヌーも加わった。
フェンシングの指導に当たるのは、乙訓高教諭でロンドン五輪代表の池端花奈恵さん。竹澤さんについて「劣勢になっても何とかしてやろうという負けん気の強さがすごい」と評価する。
竹澤さんは「きっずでは後輩も含めて運動能力の高さを感じる。楽しみながらも真剣に練習し、試合で結果を残したい」。五輪出場を目指して成長を誓う。
【 2016年03月27日 10時18分 】
大会では、持ち味のスピードを生かし、積極的に攻め、準々決勝に進出。最後は日本人同士の戦いで惜しくも敗れたものの、年上ばかりと対戦しての上位入賞に、将来の可能性を感じさせた。
海外での外国人選手との試合は、相手がどのように仕掛けてくるか分からないことが多く、何度か経験した今でも緊張するという。それでも、今回の大会については「試合の中で相手の特徴をつかみ、弱点を突けた」と話す。世界の大舞台で戦える力を着実に身に付けつつあるようだ。
桂坂小3年の時、府教委が初めて募った京都きっずに、父の嘉紘さん(60)の勧めで応募。2次にわたった選考で高い運動能力を発揮し、157人中わずか9人という1期生に選ばれた。
京都きっずは20年の東京大会も含め、将来の五輪選手の養成を最大の目的に、小学4年から中学3年までの6年間一貫で指導する。フェンシングとバドミントンの他、昨年からカヌーも加わった。
フェンシングの指導に当たるのは、乙訓高教諭でロンドン五輪代表の池端花奈恵さん。竹澤さんについて「劣勢になっても何とかしてやろうという負けん気の強さがすごい」と評価する。
竹澤さんは「きっずでは後輩も含めて運動能力の高さを感じる。楽しみながらも真剣に練習し、試合で結果を残したい」。五輪出場を目指して成長を誓う。
【 2016年03月27日 10時18分 】
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