天王山登頂、1年で500回 京都の男性達成、SNS発信も

2018-04-29 11:01:05 | 賞 prize

 京都府大山崎町の住民団体「天王山をまもる会」が実施する天王山登頂50回達成者への記念グラスプレゼント企画で、地元の男性が先月、1年間で 500回の登頂を達成した。このほど、10個目の記念グラスを受け取り「今後も続け、天王山の魅力をSNS(会員制交流サイト)などで伝えていけたら」と している。

 登俊朗さん(55)=同町大山崎。1993年に交通事故で右股関節を脱臼骨折。寝たきりの状態が半年以上続いた。以降、リハビリも兼ねて定期的に天王山に登っていたが、昨年4月開始の同企画を知ってからこれまで以上に回数を増やした。

 登さんは、同5月に50回登頂の一番乗りになった。今年に入って500回の節目が見え始め、きりがいい年度内に達成したいとラストスパートをかけて、3月25日に達成した。10個目のグラスは、通常「50回」と刻まれる部分を特別に「500回」としてもらった。

 早朝と夕方、天候や自身の体調が悪いとき以外はほぼ毎日山頂を目指している。中腹の青木葉谷展望広場の日の出や旗立松展望台から見える夜景、四季折々の景色や花、鳥を撮影し、自身のフェイスブックで公開するのも楽しみの一つと話す。

 登さんは「企画が続く限りはこのペースでがんばりたい。目標は千回の登頂達成」と意気込んでいる。

 登頂証明書(1枚100円)は、JR山崎駅前の西田本店や阪急西山天王山駅前の観光案内所、宝積寺で購入できる。50枚集めると記念グラスを申請できる。申込書は町役場などにある。

 町によると、登さんのほかに計4人が登頂50回記念グラスを受け取ったという。

【 2018年04月25日 09時00分 】



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