学習困難や不登校、悩み共有を 京都、13日にシンポ

2018-01-09 10:15:59 | 護 help
 学習に困難を抱えていたり不登校だったりする子どもの親たちでつくる乙訓地域の自助グループが連携し、13日午後1時15分から京都府長岡京市天神4丁目の中央公民館で、子育ての在り方を考えるシンポジウムを初開催する。支援の現状や悩みを共有する姿を伝え「新たなつながりへの入り口になれば」と、来場を呼び掛けている。

 学習面などで支援がいる児童や未就学児らの親などが同市内を拠点に集まる「すぷらうと」「そだちカフェ」「フェリーチェ」と、不登校の子がいる親や支援者が向日市内で定例会を開く「大地」の計4団体が実行委員会を結成。子どもや親への支援の輪を広げようと準備を進めてきた。

 当日は、拡大教科書を活用しながら学校生活を送る児童の実例や、子どもの困難に気づき、受容するまでの親の心情、不登校への向き合い方などを、各団体のメンバーが活動内容とともに実体験に基づいて報告する。

 続くパネル討論では、障害福祉や児童福祉の行政担当職員、臨床発達心理士らを交え、学びへの支援の現状や課題、教育現場に必要な合理的配慮の在り方について語り合う。

 参加費300円。定員150人。問い合わせや事前申し込みは、共催する長岡京市女性交流支援センター(963)5501。当日参加可。

【 2018年01月06日 11時09分 】


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