新春恒例の宇治茶の初荷出荷式が4日、京都府宇治市宇治の老舗茶問屋辻利一本店であった。新店舗が一昨年秋にオープンし、今年は同社創業地の宇治橋通で催した。
かつて各茶問屋が年初めに行っていた縁起担ぎの行事。同社は昨年まで宇治田原工場(宇治田原町湯屋谷)で開催してきた。
今年の初荷は計1043キロ、384万円相当。加工向けの抹茶や玉露の需要が好調で、昨年よりも高値となった。
宇治橋通の一帯では茶問屋が5社、営んでいる。同社の店頭には「初荷」と書かれたのぼりが掲げられ、そろいの法被に身を包んだ辻俊宏社長(56)や社員らが小梅と昆布入りの大福茶で乾杯した。全国の小売店に送る商品を積み込んだトラックを前に、辻社長は「伝統行事として、この地で今後も続けていきたい」と語った。
【 2018年01月05日 09時31分 】
かつて各茶問屋が年初めに行っていた縁起担ぎの行事。同社は昨年まで宇治田原工場(宇治田原町湯屋谷)で開催してきた。
今年の初荷は計1043キロ、384万円相当。加工向けの抹茶や玉露の需要が好調で、昨年よりも高値となった。
宇治橋通の一帯では茶問屋が5社、営んでいる。同社の店頭には「初荷」と書かれたのぼりが掲げられ、そろいの法被に身を包んだ辻俊宏社長(56)や社員らが小梅と昆布入りの大福茶で乾杯した。全国の小売店に送る商品を積み込んだトラックを前に、辻社長は「伝統行事として、この地で今後も続けていきたい」と語った。
【 2018年01月05日 09時31分 】
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