給食施設建設、町体育館駐車場に 京都・大山崎町

2018-03-12 14:23:52 | 政 governing

 京都府大山崎町は5日、中学校給食導入に関して建設を予定している給食調理施設の用地を、公有地の町体育館第二駐車場(同町円明寺)に決めたことを明らかにした。同日開かれた3月定例町議会本会議の一般質問で山本圭一町長らが西田光宏町議(大山崎クラブ)の質問に答えた。町は2019年度の着工、20年度中の大山崎中での運用開始を目指す。

 答弁で山本町長は、4候補地が示されていた給食施設の用地選定や給食の実施方式について「町教育委員会の意見や町公有財産取得処分等検討委員会の報告を踏まえ、決断した」と述べた。用地についてはセンター方式での建設可否や現在の使用状況を踏まえて決定したとみられる。

 実施方式は、中学校敷地内に造った施設で小学校の分も調理する「親子方式」ではなく、中学校とは別施設で調理して配送する「センター方式」を採用する考えを示した。大山崎中の給食導入検討委の提言を尊重した形。

 施設用地は大山崎中前にあり、敷地面積約2200平方メートル。町は18年度一般会計当初予算案に給食調理施設の実施設計業務委託料3800万円を計上している。

 このほか町は、不登校の児童と生徒の学校復帰を支援する適応指導教室について、中央公民館で6月中の開始を目指す方針を示した。学校を長期間欠席している町立小中学校在籍者が対象で週3日、午前中に行う。臨床心理士を養成する大学院の院生を指導員として配置し、カウンセラーらが児童、生徒や保護者の教育相談にも対応する予定。

【 2018年03月06日 11時09分 】



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