液状化の危険地域ひと目 八幡市が新防災マップ

2012-03-03 11:30:29 | 災 disaster
色分けされた被害予測や避難情報を分かりやすくまとめた「八幡市防災ハザードマップ」(八幡市役所) 八幡市はこのほど、災害時の避難場所や地震による液状化の危険性などを記した防災ハザードマップを新たに作成し、市内全戸に配布した。

 マップは、2008年に作って全戸に配ったが、昨年3月の東日本大震災や府の土砂災害警戒区域の指定を受け、大幅に改訂した。

 新たなマップには、今後30年以内に高い確率で発生が予想される東南海・南海地震や、府の調査などから市に大きな被害をもたらすとされる有馬・高槻断層の震度予測分布図を掲載した。東日本大震災では、地盤内の砂の粒子間のかみ合わせがずれて起こる液状化現象の被害が多数報告されたため、それぞれの地震による液状化の危険度予測も加えた。

 A1判の大きさで、非常時の持ち出し品リストや避難勧告の発令基準をイラスト入りで分かりやすく伝える。裏面は、避難場所や防災行政無線の拡声器の設置場所などを示した市全域の地図になっている。

 市総務課は「地図でまず自宅の位置を確認し、避難場所までの避難経路を家族で考えるなど、日ごろから防災意識を高めてほしい」と話している。

 また、市は1日から災害避難情報を携帯電話で受ける「緊急速報メール」の運用を、NTTドコモに加えて、auとソフトバンク・モバイルでも始めた。
【 2012年03月03日 11時12分 】


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