草木と花の彩景

【立山の麓から】のガーデンフラワー紹介および自然とのふれあいによる山野草・樹木・風景等を綴っています。

【ナチュラリストから見た旧立山道ウォーク】勉強会

2008-01-22 01:32:24 | ナチュラリスト活動
富山県のナチュラリストで志を同じにするメンバーで、毎月一回テーマを決め、勉強会を開いています。
今月は私の担当となり、昨年参加しました【旧立山道ウォーク】の話題を出させていただきました。
ウォークは、自然解説等なくひたすら目的を果たすため歩くのですが、チョットの時間を利用し、歩道から見た自然等の写真を撮っていました。
今回は、その時々の自然の姿を紹介し、テーマを【ナチュラリストから見た旧立山道ウォーク】をとし会を進めました。


ここをクリックするとプロローグです。(♪入りです)

【フキタンポポ】・・・正月の寄植えに使おうと準備しましたが、使いませんでした。開花しましたので、アップします。外のもう一鉢は、雪の下です。

花は、タンポポに似ており、葉はフキに似ているので、そのままフキタンポポと名付けられているようですね。



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白銀の立山とイラガ

2008-01-21 22:54:04 | ナチュラリスト活動
先週土曜日夕方 庭木にイラガの繭が数個あるのを確認しました。同じ樹に数個付いるのですが、直ぐ隣の樹には全くないので、一匹親がこの樹に生みつけたものと思います。


殻の中はどうなっているのか興味がありましたので、幼虫には申し訳ないけど割って観ました。
色は、薄黄緑で1cm程度。なんと既に毒毛が鋭く付いています。この状態でも触れると痒くなると思われます。

幼虫は、身を守るために毒毛針をもう付けているいるのですね。これにはビックリ。

自宅からの【白銀の立山】アップ写真。
立山高原ホテルや雄山神社峰本社が見えますね。

暖冬とはいえ、立山上部は厳冬期ですね。もう暫く静寂な白銀に包まれます。
=herai=
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吹雪の利賀と冬と春の使者

2008-01-17 01:21:09 | ナチュラリスト活動
今日は、今年初めてとなる活動で、利賀での市民講座に参加してきました。
講師はナチュラリストの先輩O氏で、講座内容は【ナチュラリストとは】として、素晴しい自然を解説していただきました。
今日の砺波地方は、かなり雪が降っており、利賀往復は吹雪のドライブとなりましが、ユーモアあるO氏の話等で楽しい研修となりました。


今日と違い、昨日天気に恵まれてか、メーリング会員からも写真を頂いていますので載せます。
【T氏から写真】・・・・ハクチョウと毛勝3山


【ヒメオドリコソウ】・・・・早くも咲いています。
Nさんからの写真を載せました。


ここのハクチョウ、私も14日にチョット見て来ています。
写真は、T氏の方が良かったので、T氏の写真をのさせて頂きました。

自然の魅力一杯の富山ですが、こうも東と西で天候が違うものでしょうか。
県西部は、雪が激しく降っているのに、県頭部は全く積雪なし。
自然って【不思議】だな~を実感した一日でした。

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【タラヨウ】から新年の挨拶!。

2008-01-05 01:17:03 | ナチュラリスト活動

 今日から仕事始め、正月気分が抜けないまま勤務。一日が非常に長く感じた日でありましたが、帰りの星空を見て疲れが飛んでしまったようです。

昨日、黒部・三島神社へ行った時見かけた【タラヨウ】について記載します。
サット見た処、2本見かけましたが、丹念に境内を廻ればまだあるかもしれません。まずはタラヨウから新年の挨拶です。
(一枚失敬しました。ご免なさい)


タラヨウは、雌雄別株で、葉は厚く縁には鋭い棘があります。名前の由来は、インドで葉に経文を書く多羅樹にたとえて多羅葉と名付けられています。


今回、タラヨウに注目したのは、写真のような実を初めて拝見出来た事です。
勿論花も見ていません。昔、樹脂からトリモチをとったそうです。


番外ですが、神社入口前に市指定天然記念物【三島の大ケヤキ】が立っています。
樹齢約300年、幹周り5.15m、樹高25mという大木です。


タラヨウは、神社・仏閣で良く見かけます。
以前の話ですが、我家の本寺にお参りに行った時、本寺にもタラヨウが植えてありました。
住職は、この樹を知らず、「字が書ける樹があるから見て下さい」と言うことで案内されましたが、この樹がタラヨウだと説明してあげました。
いつも住職より、説教?されていますので、この時ばかりは、ナチュラリストで勉強させていただいているせいか説明し、気分よく家に帰りました。

タラヨウは、いつの昔か分かりませんが、恋文に使われたらしいし、郵便でも送られると聞いていますので、送られるお方は、郵便会社に確認して下さいね。
【タラヨウ】・・・ロマンチックな樹と遊んだ一日でした。
=herai=

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コブクザクラと身近な野鳥観察

2008-01-04 00:22:38 | ナチュラリスト活動
 今日午後になり、家の事柄からやっと開放され家の周りを観察、たまたま来ていた野鳥を撮りました。三脚も使わずただ撮ったでだけなのでいつもの通り?の写真です。野鳥のために柿は、残しておかなければなりませんね。
【メジロ】

【スズメ】

【ムクドリ】だと思いますが。

その後、最近知合いになりました入善、Y・Hさんから聞きました黒部の三島神社に生えている【コブクザクラ】を見に出かけました。初詣の人たちは多く来ていたけど、見る人はほとんどいない。ジュウガツザクラとシナミザクラとの雑種だそうで,秋から冬と春の年二回咲くそうです。


『コブクザクラとは,一つの花から実が二つ以上できる子宝に恵まれるサクラだからということだそうですが,確かに雌しべが二つ以上あるようなので,実も複数できるのでしょう。』・・・web参照いたしました。
このあたり、しっかり見てこなくて残念。 写真で見る限りなんとなくそんな感じがします。


薄いピンク色の花もあります。

もう少し事前に知識を得てから行けば良かったなと思ますが、機会があれば再訪、又春の開花時期にも観察したい。
このサクラ、あまり見かけない珍しい種類のサクラでないでしょうか。これから見頃になると思いますので、コシノフユザクラと併せ観察に出かけるのも冬の運動になりますよ。
=herai=
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新品種【コシノフユザクラ】

2007-11-28 00:09:12 | ナチュラリスト活動
日本の桜は、10種の基本種を核にその変異・自然交配・人工交配等で300種位あるとされている。 春から初夏にかけて咲く種類が多いが、【ジュウガツサクラ】や【フユザクラ】のように、晩秋から春にかけて咲く品種もある。

家の近くの某家に、以前から変な?桜だな思っていた木があり、今年の春に、【コシノフユザクラ】と名付けられた内の一本であった。コシノフユザクラは、県東部10箇所に見られ、フユザクラとヤマザクラが交配したと専門家が説明している。 コシノフユザクラの特徴は、花弁が散りにくいと言う特徴があって、満開に達する前の白い花と咲いてから時間がたったピンク色の花が同時に見られるそうです。

今年、近所の某家のコシノフユザクラを撮っていますので紹介します。
咲き始めの白い花
 

暫く経ってから撮りましたが、まだ葉が付いています。その後、葉が無くなっても開花し続けます。
 

陽の関係にもよりますが、ピンク色になっています。
 

参考に富山県を自生地としての桜には、【コシノヒガンザクラ】もあります。

桜の話題は楽しいので、やはり日本人なんですね。桜は、春の代名詞となっているようですが、十月桜も良いし、紅葉も楽しめる日本代表する樹木ですね。

(参考に富山県中央植物園、大原先生の記事を使わさせて頂きました。)
by herai






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晩秋の立山

2007-11-09 00:18:21 | ナチュラリスト活動
今日は近くのナチュラリストメンバー5名で、約束していた晩秋の立山を訪れました。天候も良く、雪の立山連峰や紅葉の称名滝を眺めながら【歩くアルペンルート(弘法~美女平間)】を散策しました。
なを、立山周辺の紅葉前線は、美女平から麓へときています。

【家からの立山連峰夜明け】・・・奥の台形の山が立山です。


【霜柱】


【森の巨樹の顔?】・・・キタゴヨウマツ。 何かの顔に見えますね。


【クサギ】・・・きれいな藍色の実で、ピンクのがくと併せ目立つように出来ている。クサギは、葉や茎が臭いけど、花の匂いは良いとかで、この美しい実としたたかな植物です。


【ミネカエデ】・・・美女平にて。


 by herai
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立山山麓旅行村園内にて

2007-10-29 00:16:29 | ナチュラリスト活動
午後から天気も良くなったので、立山山麓旅行村園内をメーリング参加者で地元の植物先生、H氏に案内して頂きました。立山山麓も紅葉が始まり、又動物の生きてる証も見受けられました。(サル・カモシカ・クマ?等)。
今日は、赤色をテーマとさせて頂きます。
【マユミ】・・・昔、弓の材として利用されたので真弓と呼ばれている。和紙の原料に利用されている。果肉がはじけて、赤い種子が現れるが、果肉が4枚に割れるのが特徴である。

【コマユミ】・・・マユミの小型

【ツルリンドウ】・・・秋を飾る可愛らしい花ですが、実は赤く熟する。

【ヤマモミジ】その1

【ヤマモミジ】その2



【ニッコウキスゲ】・・・番外。
今時咲くのも珍しいが、良く見ればなんと葉がないのです。H氏解説・・・{人間も気まぐれな人がいるように、植物の世界も気まぐれものがあるさ。}
単純明快な回答?でした。

以上、楽しく園内を散策しました。 =herai=

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彩り

2007-10-13 23:07:22 | ナチュラリスト活動
今日は、朝から快晴。土・日自然派の私にとってこんな天気は久しぶりです。
自然解説活動で弥陀ヶ原に行ってきましたが、紅葉はこの辺りはピークが過ぎているようです。
でも、青(空)と緑(ハイマツ・オオシラビソ)と赤・黄(ナナカマド・ミネカエデ)のコントラストが良かったです。
【ナナカマド】

【ミネカエデ】

季節の移り変わりも早く、紅葉が終わると直ぐに白いものがチラツク季節に入る立山室堂・弥陀ヶ原です。
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豪雨の称名滝

2007-10-08 21:34:51 | ナチュラリスト活動
今日は、ナチュラリストふれあい企画【称名滝まるごと遊歩学】の共同提案者として、立山駅~称名滝まで自然解説をまじえながら歩く予定でした。が、前線の影響で早朝から雨模様。 遊歩学は予定を変更し、立山駅周辺の施設見学等になりましたが、立山カルデラ砂防博物館のモニターで豪雨の瀑布【称名滝】を撮りました。

何トン(毎秒)の水が落下しているんでしょうね。30~50トン? 分かりません。
後で見にいったのですが、雨・飛沫・風で近くまで行けませんでした。
落差500mの【ハンノキ滝】もすざましく、全体として7~8本の滝が落下していました。
 herai




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