草木と花の彩景

【立山の麓から】のガーデンフラワー紹介および自然とのふれあいによる山野草・樹木・風景等を綴っています。

年末大寒波と今年感動した出来事⑦

2007-12-31 23:59:59 | カテゴリーなし
 年末寒波が全国的に押し寄せて、富山でも山間部を中心に大雪になりました。
立山の麓も一晩で35cm位積もり、除雪・年末大掃除等にテンヤワンヤの大晦日でした。
入口の【横庭】です。大通りより中に入るので、除雪機で除雪します。


雪を被った【ヤツデ】


今年感動した出来事は、ラストの⑦です。
8月の真夏に行なわれた【旧立山道ウォーク】に参加しました。このウォークは、富山市役所から立山・雄山山頂まで2泊3日で行なわれますが、前半はアスファルトを歩き、後半は登山になります。

道中、歴史的な史跡や建物、そして動植物、山岳眺望と楽しめるウォークなんですが、真夏で熱い・熱い。 水をどれだけ飲んだでしょうか。
最期の日程に森富山市長が参加され(市長は山好きなんです)、室堂~雄山山頂まで歩かれましたが、たまたま私の班が山頂の雄山神社峰本社で一緒になりました。
市長と一緒に峰本社で御祓いを受けましたが、こういう事って今後ないでしょうね。
最高の天気、市長と同席、完歩した満足感・・・・熱くてきつかったけど、楽しくまた愉快な仲間たち行動を共にする喜び、とても感動した3日間でした。
(参考に、神社の前に座るラガーシャツを着ているお方が森富山市長です。)
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カサブランカとジャンダルム(今年の感動した出来事⑥)

2007-12-31 01:18:00 | カテゴリーなし
 2007年も後一日となりましたが、12月は暖冬と思っていたところ、年末寒波がやってきました。今10cm位積もっているようです。
やっと【立山の麓】らしくなってきたようです。

今日の北日本新聞(30日)に記載してありましたが、立山室堂の積雪がひと冬に積もる雪の深さが平均8mで、記録ある地域として世界トップ級であることが立山砂防博物館の調査で分かったとの事。世界遺産登録を目指す「立山・黒部」の文化的価値を裏打する材料にとするとも記載してありました。

昨晩から冷えこんできましたが、部屋へ取込んでいた【カサブランカ】が開花しました。昨日の夕方、蕾が開きはじめ時間とともにドンドン開いて寝る頃には8分咲き、おきたら満開になっていました。 室内に取り込んでの花ですので、地植より純白ですが、艶がないようにも思いました。


今年感動した出来事⑥を記載します。
若い頃行って以来、久しぶりの穂高・ジャンダルムに立った事です。
ジャンダルムは、穂高の象徴であり、ここを登れない方は奥穂高へ行く資質がないぞと言われんばかりの山です。特に馬の背あたりは度胸・技術が要求されます。



奥穂高から西穂高へ向かう筆者です。
落ちたら、あの世へ一直線の場所ですが、無事帰れました。


穂高はジャンダルム、槍が岳は穂先、剱は八つ峰・窓がその山域の象徴だと思います。剱は映画【剱・点の記】のロケや測量100年とで年末・始の登山者が多いと報道されています。
この時期の寒波で、過去かなり遭難者が出ていますので、遭難事故が無いよう祈ります。
=herai=
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11111両の寄せ植えと今年感動した出来事⑤

2007-12-30 01:52:41 | わが家のガーデンフラワー
 師走も後僅かになり、気持ちだけが慌ただしく身体の方はついていけないようです。年末寒波到来で雪が降るかなと思っていたけど、今のところその気配ないですね。
温暖化のせいでしょうか、昨年同様立山山麓スキー場は営業できないようです。

今日、正月を飾る縁起の良い植物を集め、寄せ植えを行ないました。
お金をなるべくかけないようにしての作ですが、マンリョウ(万)、センリョウ(千)、カラタチバナ(百両)、ヤブコウジ(拾両)で、アリドウシ(壱両)はツルアリドウシを使いました。シダ・コケ類は庭に生えているものを利用。買ったのは、カラタチバナ 800円です。

寄せ植え全体の写真

根元アップ写真

 今回合わせて11111両となり、なにかしらお金持ちになったような気がしました。ところで万の上あったでしょうか?。

今年感動した出来事⑤を記載します。
4、5年前、長崎へ旅行に行った時買った【ハマユウ】が、長い年月をかけてようやく開花してくれました。

ヒガンバナと似ていますが、ヒガンバナ属の別名、浜万年青(ハマオモト)とも呼ばれています。オモトの代名詞があるように、葉の緑が綺麗な植物なんですが、花も純白で、緑葉とお似合いの植物でした。
『潮流に乗って流れ着いた、南国の香りをふりまく純白の花』・・ハマユウを表す言葉です。
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シャコバサボテン・試験問題・今年の感動④

2007-12-29 17:07:28 | カテゴリーなし
 今年もあと3日、生憎の天気になり家の掃除・片付けしながら、正月の縁起の良い寄せ植えをして見ました。アップは明日にしたいと思います。
今日は、シャコバサボテンが開花し始めてきましたのでアップします。
シャコバサボテンは、挿し芽(葉)で容易に増やすことが出来ますので、一種類しかないのですが、ご覧のように増やしています。開花時期が違うようなので、長く花を見られるのでないでしょうか。




先のメーリングやブログに、これ何~だと載せましたが、出題者K氏よりお答えを頂きましたので、記載します。
詳しいお方もいまして、正解を何人から受けています。以下K氏の内容です。

カシナガキクイムシ捕獲器。キクイムシを捕獲し生態を調べる為の捕獲器だそうです。

今年感動した出来事④を載せます。
園芸品を鉢植えで眺めていましたが、今年の7月に自生地である鳥海山にて本物を見ることが出来ました。
        【チョウカイフスマ】
     
その地でしか見られない品種に出会ったとき、感激もひとしおで、疲れや費用等は忘れ去ってしまいますね。併せてヒナザクラ・ヒナウスユキソウ・チョウカイアザミ等も見ることが出来ました。
これらの可愛い花を見て、立ち去るのも心寂しながら又再開を夢に思いつつ富山へ帰りました。
=herai=
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サクラ酒と今年の出来事③

2007-12-28 01:36:51 | カテゴリーなし
 昨晩(27日)私が所属する○○協会事務局の忘年会があり、出席させて頂きました。その会を盛り上げてくれましたのは、なんと【サクラ酒】でした。サクラの香りが漂う美酒に話題が集中し、酔いが早く廻ったようです。
このサクラ酒、実は城端K・O氏の秘伝を協会のY・F氏が作られたものです。

容器が質素?ですがこれが【サクラ酒】です。


サクラ酒用のヤエザクラ【カンザン】

春の桜花見時、サクラ酒の作り方をO氏が説明されていましたが、私はサクラ酒に酔って聞き漏らしてしまいました。しかしY・F氏がしっかり覚えていたようで今日、披露して頂いたわけです。
作り方について、お聞きしたいお方は、連絡ください。とにかく香りが良い・酔い。 なをサクラはカンザンでないとダメなようです。

今年の感動した出来事③
裏剱・・裏と言うのはあまり良い言葉でないですね。仙人池ルートで、何回か行っていますが、今年初めてサブルートの池の平に行きました。
ここは、思った以上に自然に囲まれ、八つ峰も間近に見ることが出来ました。
特に心に残ったのは、池の平小屋管理人K氏が名付けたと言う【モンローの唇】でした。世界3大美女より、モンローがここではお似合いだと思いました。
なぜ?・・現地へ行って見てください。納得しますよ。


北日本新聞にも紹介されていますので載せました。
(モンロー唇が良く写っていますね)


ここは、メーンルートから外れた静かな場所で、今まで行かなかったのが残念でした。
高山植物と剱八つ峰・三の窓・池の平山・ひなびたアットホームな山小屋等、魅力あふれた場所だと思います。
来年機会あれば是非訪れたいと思っています。皆さんも出かけてみてはいかがでしょうか。(但し、登山経験が必要です)
参考に、映画【剱岳・点の記】のロケは、ここでも行なわれています。

吉峰山のこれな~に?は、明日アップします。
=herai=
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今年の出来事その②とこれ何だ~と?

2007-12-27 00:26:35 | 投稿・公開記事写真から
 今日は、久しぶりに白銀の立山連峰が良く見える日でした。自然散策に出かければ最高なんですが、窓から眺めて我慢?するしかない私でした。
そんな中、知人K氏より【吉峰山で撮った写真は何しているのか分かるか?】と質問(試験)されました。
樹木は【コナラ】のようで、何か取り出しているように見えますが、分かりません。皆さん分かりますか?
ここは、林業試験場でもありますので、何かの調査していると思いますが・・・・。




今年の感動した出来事その②です。
8月の立山室堂で、ナチュラリスト業務時に偶然撮る事が出来た【コエゾセミ】です。

コエゾセミそのものは、珍しくないですが、このような立山室堂に居り、撮影されたのは珍しいとの事でした。当時の自然保護センターHPの新着情報にも載り紹介されています。
その後セミとの出会いがなく、あのセミは私に大変貴重な体験をさせて頂きました。
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今年の出来事 その①

2007-12-26 01:11:00 | カテゴリーなし
 早いもので今年も後一週間、何かとバタバタしていますが、年賀状というもの、なんにもしていません。これから、これから。
先日、鉢整理していたら孔雀サボテンの実を見つけました。花は豪華で鮮やかですが、実は一般的なようです。


「エッー モミジを今さらアップしてどうしたの?」と笑覧しますね。
実は今日、富山県自然保護協会Y・F氏より、【紅葉狩り】と言う語源について聞かれ、分からないと言うことでヒントを頂きました。
紅葉狩りといえば、平安時代の鬼女紅葉伝説と言うものがあり、説明文参照して下さい。 
いくつかの説もあるようですが、紅葉狩りで一杯やりながら1000年前の時代に思いを馳せられるも、紅葉が持つ色鮮やかで魅力的事なんでしょうね。 


今年の自然観察・散策等で心に熱く残っている出来事を紹介します。
今日はその①で【クマガイソウ】です。


クマガイや同種のアツモリソウは、大変な希少植物で自生を見るのは幻に近い。
職場のOBのSさんに今年案内され、写真のような姿を見ることが出来、感激しました。なんとこの場所は、Sさん所有の山地なんです。
sさんの話によれば、年々数が減少して来ているとのことでしたが、ラン系の植物はどれも減少しているようですね。
僅かに残っているこれらの植物が絶滅種にならないないことを祈りつつ、熊が潜む藪を歩いてきました。
=herai=



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雪のないクリスマス休日

2007-12-25 01:19:31 | わが家のガーデンフラワー
メリークリスマス!。
今日(24日)の【立山の麓から】は、天候がアラレや雨風等めまぐるしく変わる荒れた天気でした。ホワイトクリスマスを期待したのに、雪は降らなかったです。
そんなあられが降る中、正月の寄せ植えを作ってみましたが、まだ出来上がっていませんので、完成しましたらアップします。


【ロウバイ】・・温暖化でしょうか。だんだん開花が早まって来ているロウバイ。


【シュウメイギクの穂】・・キクと名づくが、キク科でなくキンポウゲ科です。この写真花穂(種子状態)を見れば違いがよく分かりますね。タンポポの様な感じですね。


【開花が近いシャコバサボテンとカサブランカ】・・『カサブランカ』の唄?も好きですが、花も好きなんです。今年、地植えしっぱなしのカサブランカは、ネズミかモグラに食べられたらしく芽が出ませんでした。どうしても見たく鉢に植えていました。 来年の花を期待して、先日地植えもしておきました。


最近、北陸独特の天気が続いているようですが、田の畦ではもうフキノトウが芽だししています。春を感じさせる風景ですが、この地では雪が降って欲しいですね。立山山麓スキー場や私も降るのを待っていますし、立山に降る雪は富山県にとっても、とても大切だと思います。(大雪が困りますが)

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初冬の尖山にて

2007-12-24 02:17:51 | 登山・自然散策
 天皇誕生日の祝日、午後から陽もさす天候につられ、近くて親しみのある山【尖山】へ行ってみました。以前にも記載していますが、この山、標高のわりには植生が豊かであり、かなりの樹木が観察出来ます。

【冬の陽と落葉(主にコナラ)を楽しみながらの登山道】


【ソヨゴと頂上】


【エゾユズリハの実】


【シロダモの実】


【尖山眺望】・・標高559m


尖山は、四季を通して身近に自然に親しむ事が出来る山である。多様な動植物にも触れ合うが出来、山というより私にとって【公園】である。
今紹介した樹木の実以外にも、まだ数多く見ることが出来ます。尖山は誰からも親しみを持たれる重宝な山で、いつまでもこの自然を残して欲しいですね。
=herai=
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クンシラン

2007-12-23 01:45:16 | わが家のガーデンフラワー
今年も後僅かになりましたが、いよいよメリークリスマスですね。
朝晩かなり冷えこむようになった立山の麓ですが、クンシランも寒さにある程度あたったようですので、本日屋内へ取り込みました。
とりあえず、倉庫の2Fへ異動ですが、本格的に寒くなるようでしたら家の中に入れます。

取り込み前の【クンシラン達】


写真がピンボケになってしまいましたが、蝶のサナギが着いていました。
たぶんアゲハ蝶(種類は分かりませんが)だと思います。


寄せ植えしていた【クリスマスローズ】。クリスマスに合わせ丁度開花してくれました。


夏に充分栄養を蓄えて、これから春先に向けユックリ開花していくクンシラン。
これらの鉢、一斉に咲く花の楽しみもありますが、葉の緑が心を癒してくれます。クンシランは、大器晩成?のような気がする植物だと思います。

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