草木と花の彩景

【立山の麓から】のガーデンフラワー紹介および自然とのふれあいによる山野草・樹木・風景等を綴っています。

アケビを想う。

2009-04-20 23:04:41 | 登山・自然散策
先日の植物友の会50周年記念会場にて、アケビを会員の方が持ち寄り飾られていました。
その後の園内自然観察でアケビを観かけましたので、アケビについて少しばかり、想いを記載しますので、【立山の麓から】のガーデンフラワーは、今日は掲載しません。
名は、実が熟して割れたさまが、人の「あくび」  に似ていることから「あけび」と言われるようになった。
 また、実は熟してくるとぱっくり口をあけたように割れることから、「開け実」→「あけび」になったとも言われているようです。               

 つるの部分は利尿作用があり、漢字の「木通」は、「小水が通じるつるの木」からきているらしい。    
春の若菜は”おひたし”等の山菜として珍味されているようで、筆者も現地で若葉をチョツト試食?してみました。
コシアブラ同様、春の香りを感じました。
アケビは雌雄同株であり、違った種類を植えないと結実しないようです。
一般的に次のような種類があるようです。
①アケビ・・・・葉は掌状複葉で5枚、小葉は全縁で、花は白っぽい。
②ミツバアケビ・・・・葉は3出複葉で葉には鋸歯があり、花は暗紫色である。
③ゴヨウアケビ・・・・アケビとミツバアケビの雑種で、葉は5枚(掌状複葉)で緩やかな鋸歯があり、花は暗紫色である
    
    【アケビ】・・・雌花
    

    【アケビ】・・・雄花
    

    【ミツバアケビ①】
    

    【ミツバアケビ②】
     

記事を書く事を意識して撮って来なかったので、はっきりしない【アケビ又ゴヨウアケビ】写真2点掲載します。
多少、鋸歯がありそうでなのでゴヨウアケビかな?
    

    これは、アケビに近い種類とおもいますが、色が薄い紫色していています。
    

    番外①・・・【サルトリイバラ】
    

    番外②・・・・【シュンラン】
    

ゴヨウアケビは、雑種であるので、結実しないのが一般的であると記載されている本がある。
筆者は、ゴヨウアケビそのものを見かける事も少ないので、結実しているのを見たことない。
今後より注視して行きたいし、なにかご意見等を聞かせて頂ければ有難いです。

明日は、人間ドッグで金沢へ出かけますので、ブログはお休みします。

        【BY 立山の麓から】

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コメント (6)
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