歌人・辰巳泰子の公式ブログ

2019年4月1日以降、こちらが公式ページとなります。旧の公式ホームページはプロバイダのサービスが終了します。

続 負けないで

2012-05-24 08:14:27 | 日常
前記事からの、続きです。

いじめの定義は、2006年、文部科学省において、加害行為の有無でなく、被害者の苦痛にあると、改められています。

被告である公的機関の、「自殺するほどの加害行為ではなかった」との主張は、行政指導を受けたほうがいいほどの、蒙昧さです。

いじめは、なくならないと、道理のようにいう人とてあります。
しかし、なくならないから横行していいことではないし、被害者が、泣き寝入り、自殺し、遺族が、あきらめることでもないのです。

たしかに、価値観や環境の違う人と人の世間において、いじめは、どうしようもなく発生してしまうものでしょう。

いったん、いじめの状況になってしまったら、上位者の介入なしに、解決しません。
このことを、わたしたちは、知るべきです。

大事なことは、解決する手立てを、上位者(子供の世間なら、大人)が、講じることではないですか。後手になるとしても、真相を明らかにするために、尽力すべきなのです。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 負けないで | トップ | いちばん欲しいもの »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
後に記す (泰子)
2012-07-08 04:27:00
7月に入り、加害生徒らによる、いっそう陰惨ないじめの構図が垣間見えてき、ようやく、あちこちで、取り上げられるようになりました。

そのなかで、7月7日、フジテレビが、「加害生徒」の名前を、黒塗りが甘くて、ばらしてしまったそうです。

ものすごく残念。

テレビだからこそ入手できた情報を、大切に扱うことがでけへんのは。

フジテレビは、大津市教委と、本質において、おなじ過ちを犯したと気づいてほしい。
返信する

日常」カテゴリの最新記事