田川市石炭・歴史博物館のブログ

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祝♪ 日本の世界記憶遺産が増えました!

2015年10月10日 | 日記

皆さんこんにちは!

日ごと涼しくなって、いよいよ秋本番の季節になってきましたね。
絶好の行楽日和、皆さん連休はどちらかお出かけでしょうか?
 
さて、すでにテレビや新聞などで報道されておりますが、本日、アラブ首長国連邦のアブダビにて開かれている国連ユネスコの国際詰問委員会にて、新たな『世界記憶遺産』が決定されまして、日本からも新たに2点が登録されました!!
 
一つは、日本政府申請の、中世の寺院運営について記した「東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)」。
もう一つが、京都府舞鶴市が申請した、「舞鶴への生還-1945~1956 シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録-」です。
 
一昨年登録された、国宝「慶長遣欧使節関係資料」(仙台市)、国宝「御堂関白記」(京都市)、そして日本で最初にユネスコ世界記憶遺産に登録された、当館(田川市)所蔵の山本作兵衛の炭坑記録画」に続いて、計五つめの登録となります♪

詳細は下記でもご覧いただけます。
が、英語です(汗)
 
これで、南から福岡県田川市、京都府京都市・舞鶴市、宮城県仙台市の四つの都市で世界記憶遺産を観る機会ができたことになりますネ!
 
再来年の世界記憶遺産には、日本から2点、群馬県の特別史跡「上野三碑(こうずけさんぴ)」、岐阜県八百津(やおつ)町の「杉原リスト 1940年、杉原千畝が避難民救済のため人道主義・博愛精神に基づき大量発給した日本通過ビザ発給の記録」が申請されます。
 
日本各地で眠っている、素晴らしい記憶の数々が、人々の目に触れる機会がますます増えそうですね!
 
当館でも、山本作兵衛翁の炭坑記録画はもちろん、市のシンボル「二本煙突」と「竪坑櫓」と一緒に、皆さまのお越しをお待ちしておりまーす♪