田川市石炭・歴史博物館のブログ

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「煤・記憶」特展講座in台湾レポート その1

2016年12月16日 | 日記

みなさん、こんにちは!

先日のブログでもお知らせしました、当館と友好館協定を結びました台湾の「新平溪煤礦博物園區【シンピンシイ・メイコワン・ボウンユエンチ】(日本風に書くと新平渓炭鉱博物館)」にて、当館学芸員が「煤・記憶」と題した講座を開催いたしマシタ♪

タマタマではありますが、ワタクシ博物館スタッフが、当日観光で台北に行っておりましたので、当日のレポートをさせていただきマス♪

まず言葉の整理からですが、台湾で使われている中国語(普通語)の『煤【メイ】』は石炭、『煤礦【メイコワン】』で炭鉱という意味になります。

それでは、台北駅から博物館へ行ってみましょう。
一番カンタンなのはタクシーのチャーターで、1時間もあれば到着シマス。

道中を楽しみたいのであれば、台鉄(台湾国鉄)と、ローカル線として観光客にも人気の高い「平溪線」で行きましょう。
台北駅から東行きの列車に乗って、平溪線との接続駅である瑞芳【ルイファン】駅まで行きます。
ちなみにこの瑞芳駅は、映画「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつではないかとも言われ、台湾でも人気の観光地「九份【ジョウフェン】」の最寄り駅でもありマス。

日本でかつて使われていた石炭車・ホッパー車にも似た無蓋貨車【むがいかしゃ】も、沿線でチラホラ見かけましたヨー。



博物館に行くには十分【シーフェン】駅で降ります。
十分は天燈(スカイランタン)と、線路ギリギリに商店が並ぶ風景が有名な場所デス。



駅からは約2kmほどですが、上り坂で歩くとなかなかタイヘンですので、タクシーがオススメです。
車なら5分ほどで博物館に到着デス。



博物館のシンボルである炭鉱用の電気機関車、愛称「一つ目小僧」がお出迎えしてくれマス♪

その2に続きまーす。