みなさん、こんにちは!
過日、自転車での筑豊ポタリング第三弾といたしまして、直方から鞍手エリアをプラプラとしてまいりマシタので、カンタンにレポートさせていただきマス♪
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筑豊という言葉を生んだ原点でもある『遠賀川【おんががわ】』は、直方市中心地で彦山川、下流域の植木で犬鳴川と合流します。
今から100年前には数千艘【そう】の、石炭を積んだ川艜【かわひらた】が行き交った遠賀川の河川敷駐車場から出発して、サイクリングロードを通って下流へ下ります。
まずは鞍手町にある「鞍手町歴史民俗博物館」へ。
ここには「鞍手町石炭資料展示場」が併設されておりマス。
入館料はどちらもナント無料♪
炭鉱の坑道を模したこちらの展示場、機械化された後の実際のサイズで造られています。
炭車や人車、風管などが実際のカタチに配置され、プチ炭坑気分が味わえマス。
ジオラマで仕繰【しくり】(坑道や支柱など修繕すること)の様子なども再現。
一番奥の展示では手掘り採炭時代の展示で、狭い坑道での採掘や運搬の様子が再現されています。
写真は、スラ(ソリのついた石炭運搬用箱)を炭車(石炭運搬用トロッコ)が待つ水平坑道まで引いて行く女性です。
入場無料ですが、展示内容は激アツですので、お近くまで寄られた際はぜひ遊びに行ってみてくださいネ!
せっかく鞍手町まで来たので、ちょっと寄り道して三菱新入炭坑の六坑の設備台座跡を見学。
残念ながら他の遺構は残っていないそうですが、住宅地の囲まれた小高い丘の上にある台座跡は、炭坑町の最後の残り香かもしれません。
お次はさらに遠賀川を下り、お隣中間市の埴生公園の蒸気機関車C11260にご挨拶へ。
当ブログでもおなじみ、直方市の汽車倶楽部さんが平成25年3月に修復されていらっしゃり、美しい車体で展示されておりマシタ。
小倉工場式のデフレクター(除煙板・SLの一番前の左右に付いている板)は、当館所蔵のクンロク・59684号と同じですネ!
直方から遠賀川の左岸を中間市まで下ってきましたが、次回後編では、遠賀橋を渡って右岸を上ってまいりマス♪