田川市石炭・歴史博物館で、企画展「北へ南へ‐石炭がつなぐ田川・釧路・台湾‐」がはじまりました。
今回の企画展は、当館と釧路市立博物館、新平渓煤礦博物園区が友好館のトライアングル協定となったことを記念し、山本作兵衛炭坑記録画の原画とともに開催する展示会です。
過去、三井田川炭礦(三井田川鉱業所)の伊田竪坑を開削した技術者のうち、田邊儀助は北の北海道・釧路へ、小林寛は南の台湾へ渡りました。このことから、筑豊の山本作兵衛炭坑記録画を通じて、筑豊と北のヤマの相違点、南のヤマとの類似点を探る展示となっています。
なお、企画展会場では、釧路市立博物館が刊行した「釧路・筑豊・台湾の炭鉱」パンフレットを配布しています。
ぜひ、博物館でご覧ください!