菰野町湯の山の菰野富士(369m)に秋を求めて久しぶりに単独登頂を目指す。しばらく登ると。
山道の脇に深さ約60cm程の穴が数か所、何だろう、少し考える、判りました。これはイノシシが自然薯(ジネンジョ、山の芋)を掘った穴です、スコップも使わず根気よくこんなに大きな穴を掘ったものですね、登山客に危ないので穴を埋めるのが芋堀の礼儀なのですがね、イノシシさん。
しばらく進むと今度は木の皮が捲れているではありませんか、誰だこんな悪戯をするのは、木が枯れてしまうぞ。これはシカが自分の角が伸びすぎた為、角を木に擦りつけて手入れをした後の様です。結構野生の動物たちも自然を破壊するものですね。 又しばらく登ると今度は一刀両断の切り株、誰が根元から切り倒したのか、これは人間の仕業でしょう、見晴らしを良くする為に切り倒したのか、椎茸の原木を取るために切倒したのか。自然破壊の荒っぽさはどうも人間が一番の様でした。 秋の兆しを求めての山道を登ったのですが未だ赤トンボ達には出逢いませんでした。