我が家の時を刻んで30余年。
この時計は我家が出来た時から家族に時を知し続けて30余年、しかし最近調子が悪く、時々停まる時も有り心配をしていましたがついに電池を交換しても停まってしまいました。木の無垢で出来た斬新なデザインは今でも立派でした。 先日新しい時計を新調しました。CASIO製のこの時計、価格は何と870円です。以前の時計は2万円程したと思うのですが、同じクオーツで何故こんなに安いのか。それはともかくこれから何十年と我家の時を刻み続けてくれる事でしょう。時は歴史なり、時は金なり、時は寿命なり。
今年は「社会を明るくする運動」の60周年記念で桑名地区推進委員会も大奮闘でした。
桑名市民会館大ホールを借り切っての「講演会と演奏会」を企画しました。しかし猛暑の中、お客さんが本当に来て頂けるのか心配です。
お陰さまで受付の時間が来ると有難い事に列が出来るほどのお客さんが来て頂いて一先ずはホット一息と云う処です。
講演会は桑名市長島町の聞光寺の大竹輝道住職による「親の願い」のテーマで法話をして頂く、大竹住職は一年の内120日は日本全国を廻って法話をされる多忙な先生です。
演奏会は桑名市立正和中学校吹奏楽部(女生徒36名)です。この正和中学校は吹奏楽部が大変有名で昨年は三重県吹奏楽コンクールで金賞を受賞、中部日本吹奏楽コンクールでは2年連続優勝県代表による特別招待演奏。そして明日は長島で演奏会の予定との事で大変な売れっ子です。
曲目は、ルパン三世のテーマ、ありがとう(NHK朝の連続テレビ小説 ゲゲゲの鬼太郎のテーマソング)、スーパーマリオブラザーズ、白雪姫、翼をください、世界に一つだけの花、エル・クンバンチェロの7曲です。中学生離れした生演奏は感動でした。
「白雪姫」ではブラックライトで照らされた白雪姫や小人達も登場して演奏を盛り上げてくれました。
広いホールが一杯にはなりませんでしたが約500人の観客は講演会と演奏会を充分楽しんで下さった様です。
何事も最後が大事、正和中学校吹奏楽部の皆さんもロビーでお客さん一人一人にお礼の挨拶を、若くて清々しい光景こそ社会を明るくするのではないでしょうか。暑い中皆さん御苦労さんでした。
七月の参議院選挙、発足まじかの管総理は大変な意気込みで「日本の財政は危機的状態だ、消費税の値上げも視野に入れなければならない」と切り出した。全くその通りで日本の借金は赤ちゃんからお年寄りまで国民平均600万余円の借金が有ると言われています。地方自治体の借金を入れると国民一人当たり800万余円の借金だそうだ。
しかし今の与党は子供手当を月に26,000円出します、高校の授業料は無料にします、高速道路は無料にします、ガソンリン税は無くします、農業者の所得は保証しますと嘘ばかり行って政権を昨年取った。しかしそれに見合う財源は無い。こんなにばら撒く以前から日本は危機的財政だったのです。今まで野党で歯切れよく批判ばかりしてきた管さん、自分が責任ある立場になると歯切れは悪くモグモグと何を言っているか判らない衆議院予算委員会。これは因果の法則です、自分がやった事は必ず帰ってくる、と云う事です。野党の時はきつい言葉で正論で攻め立てた、与党になると歯切れよく正論を云うと上げ足を取られて失脚する。みじめな国会議員の先生たちだ。
日本は高齢者社会で福祉関係の予算が膨らんだ、このままだ国債発行して借金を積み重ねるとギリシャの様になってしまう。管総理が云った「消費税値上げ」は本来は正論、しかし正しい事を云うと議席を失うから云うなと裏の総理が苦言を云ったそうだ。正しい事が云えず、ばら撒きで国民をだます政治は何処が政権を取っても同じだ。総理総裁の地位にしがみつけばしがみつく程みじめな人生を送る事でしょう。これもお釈迦さんが説かれた「因果」の法則です。
天狗ファンの皆さん盆も近づいてまいりました、そして猛暑たけなわ、熱中症に注意して水分補給(ビールは水分補強にならない様です)をこまめに行って下さい。
仏教と聴くと何をイメージするでしょうか。お釈迦さん、聖徳太子、お寺、葬式等人それぞれでイメージが違います。しかし私ども日本人は仏教と云うとどうしても葬式仏教を連想しがちです。葬式、法事にはお寺から坊さんが来て、訳の判らないお経をあげてお布施を頂いて帰られる、家族の者は何も有難くないのに有難い様に振舞う。
我が家に今朝咲いた睡蓮と布袋葵
たらい(大きな洗面器様な器)の水を両手で自分の方へかき寄せると水は向こうに行ってしまう。たらいの水を両手で向こうに押すと水はこちらに来る。こんな話を聞いたことが有ると思いますが自分の欲で地位や名誉、金や物をかき集めると相手の方に逃げて行くが相手に施すと利益が自分の方に来る、と云う例え話です、これもお釈迦さんの教えの一部です。
我が家に今朝咲いた黄色の睡蓮
お釈迦さんの教えは死後の話だけではなく今をどの様に生きていけば幸せに生きられるか、という教えなのに仏教は線香臭く、死後の暗い話、そして葬式仏教に何処かで誤解されてしまった。現代の坊さんが教えを説かなくなった事も原因でしょうが最近つくづく思うにはお釈迦さんの教えは最高の哲学、宇宙学、人間学と思う。知らぬが仏では無く、知るが仏です。お経さんの「父母恩重経」は父の恩、母の恩を事細かに説かれています、親不孝者に幸せは宿らない、と云う説もお釈迦さんの基本的な教えなのです、世の中が乱れてきた原因も恩知らずの親不孝者が多くなった事に原因が有る様に思う次第だ。