金曜の夜から降り始めた雪はうっすらと積もり、土曜日は1日中雪が舞っていた。
金曜の午後に届いた丸干しいも。ジャムにお供えして、早速実食。大分値上がりして、今や高級品。
日曜の午後、日帰り温泉に行ってきた。いつものようにジャグジー(直径2メートルの円形の湯船)を堪能していたら、若い女子が誰にともなく「ここって安曇野ですか」と問いかけてきた。思わず正面にいた年上の女性と顔を見合わせ、妙な間の後「そうですよ」と答えた。その後のやり取りで、全く土地勘がない事が判明し、年上女性が「どこから来たの」と聞いたら「名古屋」と答えた。予約が一杯で宿は取れなかったけれど(驚愕)見切り発車で出発し、行き当たりばったりで巡ろうと思ったとのこと。このあと白馬村に行って長野市に宿泊予定(車中泊かも)とのこと。白馬村と長野市は地図上では近いけれど、山に遮られているし、昨日からの雪で道路がどうなっているか分からない。タイヤは大丈夫かと聞いたら「替えてきました」と笑顔で答えたので、雪道を走った事がない人だわ〜とガクブル。山道でさえ怖いのに、それが雪道になったら私は詰む。大雪で古巣の駐車場でスタックして往生した記憶も蘇った。年上女性と一緒に「白馬村は行かない方が良い」「観光客でいっぱい」「四駆じゃないと登れない道がある」と説得し、まっすぐ長野市に行く事を勧めた。せっかく来たからという思いもあったのだろうが、二人がかりで説得したのが功を奏したのか「白馬村はやめて長野市に行きます」と言ったので一安心。氷点下の予報だけれど車中泊は大丈夫かと私が聞いたら「温かい靴下持ってきました」と。いつだったか大雪で渋滞した道路でガス欠になる車が多発した事もあり。長野県はガソリンが日本一高いこともあり。長野市に向かう国道は、道の駅どころかコンビニもあったかどうか。偶然居合わせただけの相手だから、おせっかいも程々にしないとなぁと思いながら「北海道ほどではないけれど長野も広いから」と私が言ったら「北海道は数泊しました」と答えたので放流確定。いつの間にか年上の女性は移動してしまい、私と女子が会話に白熱していたけれど潮時だった。女子が露天風呂に移動して、私もそろそろと思って時計を見たら30分以上ジャグジーに浸かっていた。ちょっと疲れたのでタスクを早回しして上がったのだけれど、脱衣所で激しい発汗と倦怠感に見舞われ、これまでにない体調不良(のぼせ)。着替えに15分以上かかって、ようやく連れと合流して水分補給。
かくかくしかじか、と連れに話したら「それって女?」と聞かれた。長野県民は考えもしない行程(私も自衛隊の演習に近い気がする)に脳がバグったらしいが、女風呂で会ったんだから女でしょ。その日の夜、大町市と白馬村に大雪警報が出ていたので女子のその後の行動が気になって気になって仕方がなかった。JAFを呼ぼうにも、ここは何処?になりそうな気がして。間違いなくB級ホラー映画で真っ先に殺されるタイプだと思うし、人怖話にハマってYouTubeで聞きまくっているので、不測の事態が尚更怖い。そう言えば〜と長野の地図を見てみたら、中信エリアの広さ(南北に長い)に驚いた。これって中信じゃなくて西信じゃないだろうか。長野県の国立大が長野大学じゃなくて信州大学って事とか(県庁所在地の長野市を差し置いて)松本市のあるエリアが中信って事とか、長野市と松本市の小競り合いが垣間見える(気がする)。
年末年始だし観光地だしインフルエンザも流行中だから、今年も引き篭もって年越しの予定。皆様も、ご安全に。