同居時の諸事情

同居のメリットはお金だけ。上げ膳据え膳は有難かったけれど、義母の料理はとても微妙だった。毎朝の味噌汁は減塩のしすぎで残念の極みだったし（インスタントの味噌汁が美味しいと思えるレベル）せっかくのレシピを自己流に改悪するのは日常茶飯事（政治家かw）。偽善が高じて「まずいでしょ？」と聞いてくるが、肯定したら一緒に住めないので「そんなことないよ美味しいよ（棒読み）」と答える茶番。さらに義母は料理を一晩寝かせたりしないので、カレーもけんちん汁もイマイチ。冷蔵庫の中にはラップをかけ（て忘れ）られた小鉢やお皿が隅っこ暮らしをしているし、野菜室では使いかけの野菜が袋に入ってかくれんぼをしている。冷凍庫に至っては悪の巣窟で、いつ収穫したのかも分からない食材（野菜とか野菜とか野菜とか）が霜にまみれている。義母はご飯の冷凍と解凍を繰り返しても平気だし、海苔の袋を開けたまま冷蔵庫に入れておくし（冷蔵庫内は乾燥しているから大丈夫だと義母は言うが、私の一存でジップロックに収納）至るところに火種があったなぁ。連れと私の好みは似ていたが、「美味しい」より「健康にいい」ほうが尊い義両親とは全く好みが合わなかった。義母より私の作る料理の方が連れには評判が良かったが、「優しい味だね」という（素直に美味しいと言わない）義母の褒め言葉にカチンときて、辛い麻婆豆腐を拵えたのはココだけの秘密。確かその時は「食べられるけど辛い」と言っていたので「無理し（て食べ）ないで〜」と私が応じたけれど義父ともども完食していた。

洗濯も全て義母がしてくれたけれど、私の黒いTシャツを洗濯に出せば、必ず自分のものと間違えるし（毎回「黒いTシャツがないけどお義母さんの所？」と聞きに行く羽目に）靴下は自分のを混ぜて寄こすし（自分の靴下を忘れる意味が分からない）しょっちゅうモヤモヤしていた。弟から貰ったコーデュロイのシャツを義父が着ていた時には、何も言わずに諦めた。暫くたってから義母に「もしかしてこれって？」と聞かれたけれど「もう着ないからどうぞ」と返した。エンガチョ。

同居中は考えないようにしていたけれど、結構なストレスだったのかも。お年取り（当地の年越し）をしたくない一心で年越しキャンプに行っていたし、長期休暇も（逃げるように）キャンプに行っていたし。同居を解消したら、どこにも行かずに休日をのんびり過ごせるようになった。収入は増えないけれど、外食も外飲みも激減したので生活を逼迫するような支出ではない。同居していた時の方が今より贅沢な生活だったかもしれないが、正直なところ、あの頃に戻りたいとは思わない。インドア派だからw

そろそろ1年

去年の今頃の話。10年以上同居して安心した（気が緩んだ）せいか、義母と連れの口論が多くなり、その度に義母は伝家の宝刀を抜いてきた（「お前達とは一緒に住めない」宣言）。同居した当初は数年に1度の宝刀だったが（徐々に間隔が短くなり）1年に1度になり、ついに2ヶ月を切った。揉め事はパターン化していて、義母と連れが口論をした後、義母が「一緒に住めない」と断言して（聞く耳を持たずに）別の部屋に移動して強制終了。いつもなら暫く経った後に、連れと私が義母に謝る（と「私も悪かった」と義母も謝る）形で仲直りしていたが、2ヶ月前を彷彿とさせる（全く学ばないデジャブ）口論に連れが憔悴してしまった。義母（の本心）は息子に負けたくないだけで、一緒に住むための切り札（という名の暴言）だと思うのだが、私も義母のマウンティングに嫌気がさした。それでなくても、義父の吝嗇（が不潔に行き着く不思議）や義母の偽善（他人からの賞賛が大好物）が気になって、私も一緒に住めない気がしていた。年寄りあるある、なのかなぁ。

別居を考えているとは夢にも思わない義両親との話し合いは、口論を解決する（蒸し返す）ところから始まった。義母が自信満々に話し始め、連れが反論し、義母が筋道を外れ、連れが反論し、義母が横道に入り、何時間たっても全く収集がつかない。何よりもプライドが勝る義両親（義父は「俺は悪くても謝らない」主義w）だし、落とし所（仲良く同居）がなくなった話なので、時間の無駄でしかない。脱線しまくった義母が私への不満をグダグダ言いだした時には絶対出て行こうと心に決めたけれど、神妙な顔つきで相槌を打ちながらスルー。アンコールまでついていた義母のワンマンショーだったので結論には至らず（また翌週ってw）話し合いと同時進行で不動産屋に通った。内見する頃には話し合いが穏やかに決裂し、別居宣言。義両親（特に義母）には青天の霹靂だったらしいが引き止められる事もなく、私達は土日をフルに使って断捨離祭り、1ヶ月足らずで契約成立。何となくギスギスとした雰囲気のなか、粛々と引越しの準備は進み、最終日はキャンプに出かけるような気安さで別れてきた。それ以来、義両親とは一度も会っていない。電話連絡が1度だけあったとの事。

未だに連れが「思い出し怒り」しているので、この選択（別居）は正しかったと思う。年をとったらキャンピングカーで自由に暮らすとか良いかもw

美味しいおやつ2

遠距離通勤にもボチボチ慣れてきた。1時間後のトイレ休憩とキングヌーのBGMで今の所、何とかつつがなく業務をこなしている。流石に観光するような余裕はないが、せめて当地のスイーツは頂きたいのでSAに寄り道をして帰った。銘菓巣ごもりの横に鎮座している高原巣ごもりはSAの限定品だった。

黄身あんをホワイトチョコレートでくるんだ巣ごもりと、黄身あんの卵を3倍に増量した高原巣ごもり。同封されていた栞を見たら、季節のフルーツ入りとか、お祝い用の金箔入りとか、小布施とコラボした栗あん巣ごもりとか、垂涎の品揃え。いつか本店に行ってみたい（うっとり）。ツレと半分こにした巣ごもりは大変美味しゅうございました。


スーパーのスイーツも侮れない。想像通りの味だし、コスパは最強だし。でも、保存料や添加物がちょっと気になる。コーヒーフレッシュの成分が植物油と水だと知って「2度と買わないし使わない！」と思ったけれど、スーパーのスイーツも似たり寄ったりかも（爆）

ブログネタ

長らく（10年以上）あんな事やこんな事を書き散らしているが、心置きなく書けるのはジャムや自分の病気関連。事細かに記載しているのは、覚書代わりだから。喉元すぎると忘れちゃうんだよねw

去年8月の健康診断で引っかかって、9月の大腸カメラでガンが見つかって10月に切除して。再発率が10％だからと追加切除を勧められたけれど（3年程仕事で関わっていた事もあって）納得できずに断った。今年3月の大腸カメラで再発なしと言われたので（安心して）9月にCT検査を予約している。ちなみに私が加入していた「がんになったら（初回診断のみ）100万円貰えるがん保険」は、年間約12万を10年払い込むので貯金みたいに感じていたけれど、今後再発した場合は医療費（もちろん全額補償ではない）が出るらしい。そう言えば、がん保険に加入して「がん」にならなかったら損する（って感じな）のかなぁ。残念ながら早期ガンは逃した（ので再発の可能性がある）けれど、あれ以上早く見つかる可能性は皆無。2024年9月（術後5年で卒業予定）まで、いろいろ忘れないようにしないと。

美味しいおやつ

季節限定の朴葉巻。

栗子餅で知られる名店の季節の味を、今年は二度もお裾分けで頂いた。胡桃味噌餡と蕎麦皮と。私は行ける気がしないのでマジ嬉しい。

かつて兼任していた職場近くにあったパン屋さんの人気商品（のコラボ？）がコンビニで売られていた。最初気づかずに購入して「高いけど美味しい」と思って、もう一度パッケージを見て気がついた。

アンティークのマークだった。食感は勿論、別物（だけど美味しい）。期待しすぎて文句を言う人もいるみたいだけれど（仕事でもなければ）わざわざ買いにいく気になれない私には全く問題ない。

ごちそうさまでした。