御縁カレー

今日は高級ホテルで炊き出しカレー（←大間違い）。お一人様寸志5円で頂けるというので、連れと行ってみたら案の定長蛇の列。去年よりは少ない（去年は創業20周年で20円だったそうな）と言うが、一巡して席が足りなくなり、整理券を渡されて（お預けを喰らいましたが待てば海路の日和あり）整理券に記載された時間になったら現地集合と言われた。そうは言われても、ここは繁華街の外れのホテル、他に行くところもないので、ホテルのロビーを堂々と徘徊し（敷居が高いので物珍しい）時間を潰していたら、予想より早く席が空いたと知らせが入ったとのこと。整理券を握りしめて集合地点に戻り、整理券を渡してカレー皿を受け取った。御飯の盛りは普通のお茶碗1杯分、カレーもお玉一杯分。福神漬け。生憎相席となったが、炊き出しだから問題ない。

うむ。カレーと言うよりは（ビーフシチューというかハヤシライスというか）デミグラスソースの味わい。美味しいがカレーではない。ニンジンは（多分）グラッセしてあり、お肉も口の中でホロホロと溶ける。大変美味しゅうございましたが、これはカレーではない（大切なことなので2回言いました）。

見事な完食。美味しゅうございました。しつこいので3回言いました。

今日は夕食は頂き物の生パスタのトマトソース（残念ながら画像はナシ）だったが、連れは「お昼のカレーより旨い」と言いながら食べていた。そりゃそうでしょうよ～、私は時間通りにパスタを茹でて、レトルトソースで和えただけですもの。地元有名店だけのことはあるってもんよ、えっへん（何故に私が威張るのかは不明ｗ）。なんだかんだとこの週末はグルメな日々で嬉しゅうございました。御馳走様でした。

枯れ蕎麦

翌日は曇天でむっとするような湿気が立ちこめていた。10時がチェックアウトなので、適当に朝ご飯を食べて8時前から撤収開始。しっとりと濡れたシートやらテントやらが扱い難い。大雨の中を撤収したこともあるので、それに比べれば～とマシだとは思うけれど。何とか片付けてギリギリセーフ。お土産の蟹を買い込んで帰路についた。連れが何だか疲れているので、帰り道は私が運転することにしたのだが、国道でトラックにあおられてドキドキした以外は、まぁまぁ無事に運転できたと思う。お昼御飯をあぁだこぅだと思案して、久しぶりに蕎麦を食べようということになった。ナビに連れられて山道をうぃんうぃん走って到着。新蕎麦祭りの前なので、若干空いていたけれど相変わらずの人気。蕎麦羊羹とミョウガの漬け物とササゲのワサビ醤油和え。蕎麦にタンポポと桑の天麩羅がついてきた。クルミ味噌の載った蕎麦の薄焼きにドロリとした蕎麦湯。

少し前まで真っ白な蕎麦の花が満開で見頃だったそうだが、今は枯れ蕎麦だそうで。もうすぐ新蕎麦の季節。

蟹キャンプ

お祭りが終わったら蟹を食べに行こうと連れと約束していたので（蟹は連れの大好物）彼の地に行ってきた。生憎連れはお祭りの後から風邪を引いてしまい、熱は出ないモノの連日ゴホゴホと咳き込んでいた。週末に向けて天気が下り坂なものだから、小康を保っている（もとい治りきらない）連れの体調と天秤にかけたら、キャンプに軍配があがった。市販の葛根湯を飲みきっても治らないので、私が偶然持っていたPL顆粒を飲ませてみたら、かなり効いた様子なのでレッツゴー。労ってるんだかイタブッてるんだか分からない嫁。行きの途中で（珍しく）連れが疲れたと言ったので運転を代わったりして、無事に到着。今回は素敵に晴れたので、日本海がとてもキレイに見えた。早速キャンプ場へ向かい、設営。連れがお疲れモードなので、タープは張らずテントのみ。

その後蟹の買い出しに。売店で昆布アイスを見つけたので早速食べてみた。流行モノの塩アイスに昆布が混入している感じ。食感が微妙で、後味が良くない。味はまぁまぁなんだけどねぇ。高校生が発案したそうだが、もう少し昆布が細かくてもいいかと思う。

蟹を4杯買い込んでキャンプ場へ持ち帰った。早速蟹パーティー。蟹が山もりあるので、蟹味噌を残した甲羅で味噌汁を作ってみた。ひたひたの水に日本酒を入れ、グツグツ煮えたら味噌を投入。これだけで十分美味しい。ワインも飲んでほろ酔いでお散歩。

イイ感じに日が暮れているのを眺めつつ、海沿いを歩いた。沖にぼんやり島影が見えたのだが（コッコ岩の向こう）あれは佐渡島かなぁ。

一年分の蟹を食べた気がする～。

ミドルエイジクライシス

嵐が去ってみれば、さらに増えた体重と止まないホットフラッシュ。10年前に人生最大の重量を記録して一念発起してダイエットに励んだものの、ゆるゆるとリバウンドしたとなると、アホらしいような情けないような。連れのストレスに付き合って晩酌が続いたのも敗因だろうけれど、最近めっきり色気と根気が無くなったもんだから、何度も痩せると言ってはテヘペロコツ状態。色気がなくなっても（お気に入りの店も）金もないから、スーツを買い換えるなんて無理（￣・・￣）ユニクロのスーツなんて着れない。シマムラなんてもってのほか。

私はいつも危機一発だが、それは中年だからではなく会社と私の都合なので、何か違う。そうなると、無い物ねだりの後悔をすれば危機になるのかなぁ…これも違うなぁ。15年前に人生のドツボに嵌って、10年前にダイエットが成功して暫く経ったら、人生のすったもんだが始まって、短いスパンで転居して転職して、気が付いたら縁もゆかりもない当地にいたんだもん。順風満帆な人生なら「これで良かったのかしら」と魔が差すことがあるかもしれないけれど、逆境で逆風の中、道無き道を歩いてくれば「いいんだよコレで」と開き直りたくなるものである。

で、何をグダグダ言っているのかと言えば、いよいよ本気でダイエットしなくちゃいけなくなったという現実から目を逸らして言い訳しているらしい（何コノ他人事っぷり）。とりあえず今日から筋トレと長風呂を始めてみた。お菓子と晩酌も禁止。再来月の同窓会（20年振り）に参加する予定なので、何とか頑張らないと～。あ～も～口がイヤシイ己が憎いｗ

お船祭り

いつも「お祭り」と言っているが、お船をが出るんだからココもお船まつりなんだろうと思う。ググってみたら、松本市須々木川神社では毎年5月5日、穂高神社では毎年9月27日に開かれるのだが、流石有名処は金のかけ方が違うなぁとしみじみ。ココのお祭りは手作り感満載（だから嫌々ながら続けるなら早く止めればいいのに、いざとなると止められない）で、強制参加の役員と子ども達で成り立っているようなモノ。祭りの最中には法被を着ていても、神事に参加する役員は正装必須なので（連れは礼服だったが年寄りは羽織袴ｗ）連れのポジションが広すぎて気の毒過ぎ。で、義母も連れもお祭りに付きっきりなので、私と義父のために夕飯を頼んでくれた。

2人分？3人分にしても多すぎじゃない…。田舎って何でも多めなんだよね～。先日、夕飯に栗御飯を炊いてくれた時「翌日のお昼に持って行って」と言われて喜んだのも束の間、翌朝も栗御飯だった。流石に三食続けて栗御飯を食べたらキライになりそうだったので、職場の人に食べて貰って私は社食に行った。今回も私は今朝まで持ち越して食べる羽目になった。大量の御馳走は粗食に劣るぞ～嫌がらせだぞ～。

夜になってお船が神社に入り（お船が待機している駐車場から50メートル位の移動）古式ゆかしき神事が営まれ、お船が戻ってきたらカラオケ開始。いの一番と言われていたが、大人の一番に変わり、現場のゴチャゴチャで訳が分からなくなったので、てんぱっていたカラオケの受付を手伝うことにした。ちびっ子の仕切りをし、飛び入り参加の取り次ぎをしていたら、私の順番が来たので「ルージュの伝言」を歌って終了。「あのひとのママ」で義母を指さし「マイダーリン」で連れを指さしたら、連れは赤面して逃げてしまった。まぁ純情ｗ
連れは着替えに替える暇がないというので、上着とネクタイを外して法被に着替えさせた。連れは橋爪氏子中の灯籠を持ち続けていたため（2枚目の写真参照）袖口や襟に（袖口は分かるが襟はなぜ？）蝋が落ちてしまった上着を持ち帰ることにした。ネットでググってみたら、ペーパータオルで挟んでアイロンをかければ蝋燭の染みが落ちると書いてあったので早速やってみたら、あらキレイ。なるほどね。

今朝は朝から雨。私はすることがないので、痛んでいた茄子と冷凍庫に放置されていた牛すじと一昨日から煮出した牛骨スープ（立食パーティーで飾り用の牛骨を2本ジャムの為にゲット。骨本体は昨日漏れなくジャムへ贈呈。今朝から○んこが骨骨していて笑えたｗ）でカレーを作成中。今日は急に肌寒くなり、寒さ暑さも彼岸までってホントだなぁとつくづく思う。