湯治キャンプ

昨日から遅い夏休み。キャンプの予定も、回復の兆しがない痛みでヘロヘロの私は気力も体力もなかった。台風も直撃するらしいが、今日の快晴を見越した連れが大変に前向きだったので（一人で準備も設営もしてくれるとか何とか）そこまで言うならと行くことにした。近くに温泉（徒歩圏内）があるのでそれが楽しみ。

キャンプ場に到着して2泊の予定で入浴券割引券も2枚購入した。12時がチェックアウトなので、2泊の料金を払って夕方遅く撤収する算段。曇り空の下、テント設営は手伝ったものの、疲れてじっとしていたら体がどんどん冷えるので一人で温泉に出かけた。1キロ弱の道のりは思ったより遠かったが、平日の昼間でいい感じに空いていた。

ドップンとお湯に浸かったら、ほんのり硫黄の香りがして声にならない溜息がでた。湯に浸かっているうちに自然に腰が伸びて、腕も上げられる。7つの露天風呂と2つの内風呂を全て制覇したら2時間が過ぎていた（が1時間と勘違いしていた）。すっかり体が軽くなったので、ご機嫌でオレンジ牛乳を飲み、お土産を見て回った。そして連れに電話をかけてみたら、超ご機嫌斜め。ジャムは目が離せないし、猫の手（私のこと）もないし、思ったより設営が進まずイライラしていた。何となく気まずいまま夕ご飯。焚き火も早々に切り上げて就寝。

今日は快晴。天気がいいと気分も上がる。せっかく痛みが取れたのに、野営のせいで腰痛が出てしまった。機嫌が直った連れが私に入浴券をくれたので、朝食後に温泉に行くことにした。昨日の帰り道に気がついた近道を使い、さくさくと到着。

ペット用の露天風呂もあるw

快晴の空を見上げながらの露天風呂は最高だったが、紫外線アレルギーのため日陰を選んで入浴。昨日の曇天とは打って変わった景色を堪能し、早めに切り上げて1時間。牛乳を飲み、お土産を買ってお昼過ぎにテントに戻った。

昼食後に本格的に撤収を始めたが、温泉のお陰でだいぶ回復した私は元気100倍で参戦。予定より早めに帰路に着いた。

途中、不思議な温泉に遭遇。ググってみたら、野趣溢れる洞窟温泉らしいが貸切30分で一人700円。ワンコインで2時間堪能した私には物足りないがマニアには垂涎ものらしい。中原卜伝という剣豪が傷を癒したと言われる「ぼくでん」の湯、近隣に有名な温泉があるのに敢えてココを好んだのがミステリアスw

再発

どうやら昨日から頸椎症神経根症らしい。去年の5月28日以来症状はなかったのに、昨日の朝、意味不明の腹筋の痛みが発現。夜になったら肩甲骨に移り（ぐるりと回った感じ）湿布を貼っても効果なし。あぁこれは、と諦めて就寝。今朝も痛みは変わらず、これから休日出勤なのが憂鬱。そろりそろりと準備中。

最初の症状が出た頃にギャンギャン吠え立てていた人達は、今月末に誰もいなくなる。退職まで居座るのかと思いきや（それぞれ墓穴を掘ってしまい）思いがけない早期退職。当時の勢力図は影も形もないし、どんどん子会社化も進んでいて、親会社の自社株を売りつけられたり、確定拠出年金の申し込み期限を通知されたり。誰が払うかボケ。

赤っ恥

効率と要領を人生の最大目標に据えている私が、昨日電車を乗り過ごした。30分以上も前にホームに入り、ベンチに座って暇つぶしをしていた。何だか変だなぁと思ったら、一つ向こうのホームの電車が動き出した。

オーマイガッ‼︎‼︎‼︎

1時間に1本のローカル線なのに（乗車時間は小一時間）駅までのお迎えを連れに頼んでいたのに、全てがちゃぶ台返し。ホームから予定通りに帰ると連れに伝えていたのに、何たる大失態。電車に乗り遅れた事を連れに伝えたら「何で？」と聞かれたが答に窮した。強いて言えば（地図が読めない女でることを前提に）特急はJR東海の管轄で、鈍行はJR東日本の管轄なので、終点が違っている。ほとんど電車に乗らないので覚えないし忘れるし混乱する。「小諸行」に乗れば帰れるかと思ったら真逆だったし、飯山線と飯田線を勘違いしていたし、東北信は全然分からない（逆ギレ）。

さらに1時間ホームで時間を潰し、万全を期して電車に乗り込んだ時には疲労困憊。とっぷり日が暮れて、ぽっかり月が浮かんでいた。帰り道はスイッチバックが2回あり、1回目は特急通過のためだったので、日本三大車窓の夜景を存分に堪能した。さぞかし連れのご機嫌は斜めかと思ったら、珍しい列車を見たとの事。すれ違わなかったかと聞かれたが、1回目のスイッチバック（すれ違えないので退避車線に入って待つ）があれだったかと思い当たった。帰宅して確認したら「TRAIN SUITE 四季島」という珍しい列車で、それを見たのは思いがけない幸運だった様子。怒ってなかったので良かった。

アルツハイマーかなぁ。しくしく。

スターバックス

6年前には遠巻きにしていた鬼門だったが（間違って入ると注文が面倒過ぎて悶絶）スイーツ献上のために足を踏み入れてみれば、さほど敷居は高くなかった。ただのブレンドが十分に美味しくて、苦労してフラペチーノやラテを頼む必要もなかったし。無駄に高いのでスタバでスイーツを頼むことは稀らしく、レア感が演出できて一石二鳥だった。目出度い。

悪夢のような引き継ぎが終われば立ち寄る必要もないと思うが（何かフラグが立った模様w）ちょっぴり贅沢な気分になれることに気がついた。昔々の上司が出勤前にマクドでコーヒーを飲みながら新聞を読んでいたのを、冷ややかにみていたが（昔のマックのコーヒーは糞マズかった）今にしてみれば、贅沢な時間だったに違いない。こういうことをシミジミ思うようになるのはトシをとった証拠だけど、トシをとるのは悪いことじゃないと思う。いずれ仕事も辞めて引きこもりになったら、ストレス塗れの日々も懐かしいのかもしれない。

今は死にそうだけど。

暑さ寒さも

彼岸までに秋終了。当地は暑さと寒さで出来ていて、快適とは程遠い。日照り続きの酷暑がやっと終わったと思ったら台風や秋雨前線が満員御礼で、八月末のキャンプはゲリラ豪雨に遭遇して早々に撤退してする羽目に。連休に仕切り直そうと思ったが、空模様が怪しいので腰が上がらず。久しぶりのモヤシラーメンを堪能した。


職場の雲行きは超大型台風（大量の退職者）の様相で、成り行きで巻き込まれて行った先はヤケクソと無責任と悪口のオンパレード。仲が良かった女同士（それもイイとししたオバさん）が拗れるとどっちかが辞めるしかないのかな。その拗れっぷりが半端なくて、清水の舞台から飛び降りて危ない橋を渡った先に壮大な地雷原が広がっているような。さすがに初日は挫けて「出来ない！無理！」と弱音を吐いたけれど、毒を食らわば皿までも、己の勘を信じて突き進むことに。スムーズな業務引き継ぎのために義理ランチやスイーツ献上（もちろん自分へのご褒美も兼ねて）に腐心したが、今まで一緒に働いたことがなかったことも幸いして、なんとか最後まで乗り切れそうな感じ。誰も引き継がずに宙ぶらりんになっていた業務を引き受けてみたら、昔の傷が癒えたような。6年前にココで私に責任転嫁した同僚達もすでに退職したし、今は忘れ去られた一件らしい。当時の私の引き継ぎ資料が残っていて驚いた。もう少しだけ頑張ろう。