天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

頑張らなくていい

2013-09-05 10:59:27 | Weblog
随分前になるけど・・
なんて番組だったかな(それすら覚えてない)
小村比呂さんがゲストで・・

離婚して一人で3人の息子抱えて仕事して
癌になって・・・
頑張って頑張って必死に頑張って生きてる彼女へのアドバイス。

小さい頃から我慢好き、
感情をストレートに出す母親、それを受けしんどい思いをしてきた。
いい子、ちゃんとした子、
感情を出さないように生きて来た。
そうやって大きくなって・・結婚してからも同じことをしていた。


今まで子供に迷惑をかけて来た。
自分のわがままで離婚して子供にかわいそうな思いをさせてる。

いいお母さんであろうと頑張ってきた。
今、心身ともに疲れきっているのに、無理なのに、それでも
まだ頑張ろうとしている。

子供にこれ以上迷惑をかけられない、その思いがいっぱい。


いいじゃないの、迷惑かけたって・・

我慢しない事。
頑張らない事。
だらしないおかあさんになる。
家事も子育ても適当、野放しにすればいい。

子供たちに迷惑をかけてもいい。
今以上に迷惑をかけてもいい。
情けない母でいい。
泣いてもいい。
そう言葉にするだけでも楽になる。

いかにして楽に生きるか、さぼって生きるか、わがままに生きるか、
それを考えなさい。

そうアドバイスされていた。


心と体を楽にする方法。

私、立派でしょう、
私、凄いでしょう、
私、全部乗り越えて来た、
私、ずっと頑張ってきた、
子供たちもいい子に育ってくれた、
だって、私いいお母さんだもん・・

でも、これからはだめなお母さんでいいかな、
もう、負けてもいいかな、

そう思いながら生きてみて・・・

(性格リフォーム 心屋仁之助)




私と彼女の生きて来た道は違うし
育った環境も生きてる環境も全く違う。


でも、頑張らなくてもいいんだって、
心がほっとするようなお話だった。



私の手帳には、、
読んだ本の中に書かれていて心に残った言葉とか、
テレビの中のセリフだとか、
人に言われて心に響いた言葉とか・・
そんなものを走り書きしてメモしてある。

不思議な事にそこには頑張れとか、歯を食いしばって乗り越えろとか、
そう言った叱咤激励の言葉はない。

自分自身、そう言う言葉は必要としていないからだろう。


時々、誰でもいい、

十分頑張ってるじゃない、肩の力抜きなさいよって
決して頑張ってもいない癖に、
誰かにそう言ってもらいたい私がいる。

今、生きてるだけで十分だよって言ってもらいたい私がいる。


昨夜、主人との会話の中で、
『俺はいつ死んでもいいと思って生きてるよ』と言った。

私はまだそこまでいけてない。
だって、
『今すぐにでも何かが起きて死にたい』と思っているから。

自分が何のために生きているのかわからないという私に、
『世の中の人はみんな多分そんな事を考えず、ただ日々の生活を生きてると思うよ、
そんな事考えなくてもいいんじゃないのか?』と。

いや・・・
わたしも、なぜ生きるのかなどと考えず、ただ日々生きていく人生を送りたかったと思う。


6年半堂々巡りで生きて来た。
いまだ我が子を突然に亡くした事を受け入れていない。
そして、出来るはずのないことだが、娘の死を阻止することが出来なかった自分が許せない。

そして、壊れてしまった自分が、母親としての役割さえまともに果たせない事や、
主婦としての誇りさえ失ってしまったことが情けない。


それでも、時々そんな自分を許してあげながら、
決してあの日までの私を取り戻すことは出来ないけれど、
少しずつでも何らかの形で進歩出来たらいいなと思う。


まいこがいなくなっていろんな事が変わってしまったけど、
まいこがいなくなっても、、まいこが当たり前に生きていても
あなたが俺の奥さんで、
長女と長男クンと二男クンとまいこのお母さんであることは何も変わらないんだよと言われた。
そうだね、
そうだね、

出来の悪い奥さんでごめんね、出来の悪いお母さんでごめんね、、
今はすこし休憩、
少しずつ自分を取り戻すから、もう少し待っててね。