天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

時間が成せる技

2014-04-10 20:53:20 | Weblog
桜の花も散り始めました。
桜の花など見るのも苦しかった時を経て、
綺麗な桜がみたいと、そんな風に思えるようになった私。
それでも、桜の花が散って、葉桜になるとほっとする私がいます。

毎日を忙しく過ごしているこのところ。
一時のように、何でもないことに気持ちが乱されて無気力に陥ったり、
寝込んだり、何もできなくなったりということはなくなったけれど・・・

それぞれの子供たちの春に付き合って
ぼーっとしてる間もない母だけど、
それなりに楽しく忙しく過ごしているけれど、、

でも吹っ切りたわけでも、立ち直ったわけでもありません。
ただ、、一時のように自分の感情、特に悲しみや苦しみを人に見せなくなっただけで、、

普通に過ごすことも本当は必死なんです。
明るく振舞うことにも気力が必要なんです。
人とのお付き合いも、仕事も、子供との日常も
難なくこなしているように周りの人には見えるかもしれないけど、
いや、家族でさえ、子供たちも主人も
私が何かを吹っ切ったかのように思うこともあるかもしれないけど、

時には心の中は大嵐が吹くし、、、
立ち止まったらもう動けない怖さもあるし、
何もかもを投げ出したい時もあるし、、

それでも、それでも生きていかなければしかたがないと悟っただけで。
本当はなんの進歩もなく、
大声で泣きたい時もあるし、
人と関わりたくない時もあるし、
普通に生活することさえ嫌になることもあるし
このまま目が覚めなければと願って眠りにつくこともあるし、、

なにより、普通に生活してることが、
子供たちの日常に一喜一憂してることさえ
今を生きることができなかったまいこに申し訳ないと思う時がある。

元気になったね。
大丈夫そうね。
吹っ切れたのね、、、


なわけないでしょう。


そんなわけないでしょう、、、


元気そうな振りができるようになったの。
今だけ踏ん張ろうって自分に言い聞かせて人の中に入ってるの。

仮面をかぶって生きてるの。
元気なお母さんを演じているの。

人から、元気になったと見られるのならそれは時間の成せる技。
独り言のブログに能天気な日常を綴っていても
それだけが私の全てじゃない。

だからといって、四六時中泣き暮す生活をしてるわけでも、
いつもいつも落っこちてるわけでも、
無気力に過ごしているわけでもない。

私の中にいろんな私が混在してる。
他人にしか見せない顔がある。
家族にしか見せない顔もある。
そして他人にも家族にも誰にも見せない顔もある。

いろんな顔をしながら生きてくしかない。
そんなことを思えるようになったのも時間の成せる技なんだろう。
コメント (2)
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