天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

2017-04-02 22:22:48 | Weblog
娘さんが就職のため家を離れた友人が、
もうきっと一緒に住むことはないんだろうと思うとなんだかね、と。
(多分就職先で恋愛もしてそのまま結婚するだろうと、、)
頭ではわかっていたけど、なんだかぽっかりと穴があいたわ、、って。

いいじゃない、生きてるんだもん、、
たまには帰ってくんだ、、
顔が見たかったら会いに行けばいいんだ、、

私はね、納得もしてないままに、娘がいなくなったんだよ、、
顔を見ることも、声を聞くことも、触れることも出来ないんだよ、、

卒業式も迎えられなかった。
社会人になった姿も見られなかった。
好きな人を紹介してくれることも、
花嫁姿も、
ママになった姿も見ることが出来ない。

着飾った娘の姿を見ることも、
花嫁の母になることも、
まいこの赤ちゃんのおばあちゃんになることも、、
みんなみんな叶わない。

私は10年前から穴が開いたままなんだよ。。
そして埋まることはない。

子供が独り立ちして寂しくても、また新たな楽しみが出来る人はいい。
私には、、
他の子どもが楽しみや生きがいを与えてくれることはあっても、
まいこは、、、

今だ、、娘さんをふたり連れたお母さんを見ると胸が痛む。
私にも2人の娘がいたのに、
同じように女3人でいろんなことを楽しんでいたのに、、と。
なのに、なぜ私はもうそんな時を過ごせないんだろう、、と。

初めからなかったわけではない。
当たり前にあった日常が壊れてしまったんだ、、
ふたりの娘と顔を突き合わせてお茶したい。
ふたりの娘と顔を突き合わせてケーキ食べたい。
ふたりの娘と賑やかにショッピングしたい。
そんなささやかな時を共にすることも出来ない。
まだ娘がいるからせめてもの救いだなんて言わないで、、
だってわたしにはふたりの娘がいたんだから。
ふたり必要なんだよ、、、

空いた穴をふさぐにはどうしたらいいの、、、