天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

この一年を振り返って

2014-12-29 22:01:39 | Weblog
今年もとうとう終るね。

なんか、、大変な1年だったな、、、

病み上がりの1月、
自分の身体をかばいながら静かな年明け
まいこがいなくなってから行こうとも思えなかった初詣に行った。
長男の厄除け祈願のためだった。
それでも、、
わたしには大きな進歩の幕開けだったね。

2月、23歳になった長男が
5日違いのお誕生日の彼女にプロポーズ。
無事OKをもらい我が家に穏やかな風が流れた。

3月、次男が高校受験、
無事志望校に合格し中学を卒業した。
そしてお姉ちゃんの念願のお店がopenした。わたしの静かな日常が様変わりした。

4月、次男が高校生になり、
小さいお孫ちゃんも小学校に入学した。

5月、彼女のご両親に結婚のお許しを頂き
両家の顔合わせや式場選びに突入。

6月、息子たちが結婚したら同居してものいいよといい、
まいこがいなくなって凍結してきた家の建て替えの話が再燃し
すごい勢いで形になっていった。

7月、長男が入籍。
お付き合い記念日に入籍、私もとうとう姑デビューしました。

気持ちがついていかない中でも
新居の設計や、キッチンとかトイレとか設備をひとつひとつ決めていき、
その間に息子たちの結婚準備に奔走。

8月、何年たっても苦手な季節。
いくつかの花火大会に足を運び穏やかな時間もあったけれど
気持ちの揺れまくる日々だった。

9月、息子たちの結婚式を控え、様々な準備に奔走。
無事結婚式を終えほっとする。
年の始めには想像もつかなかった展開でしたが
嬉しい想定外でした。

10月、家の取り壊しに向けて片付けが始まり大忙し。
長男夫婦はお嫁さんの実家にお世話になるためにお引越し。
私たちも少しずつ仮住まい先に荷物を運び
ひたすら断捨離。
最後の最後にまいこの部屋に手をつけた。

この頃から、、、
少しずつ体調に不調をきたし
身体をだましだまし日々を過ごすことになる。

まいこの物を処分したり、、
まいことの思い出いっぱいの空間である家がなくなることに加えて
わたしが一番苦手とする季節がやってくることが追い討ちをかけた。

11月、引っ越し完了。
仮住まい先での生活は思いもよらず快適で
親子3人静かな生活が始まりました。
30年余暮らした我が家が取り壊され更地になった。
無事地鎮祭も済ませた。



そして12月。

次々とまいこに逢いに来てくれるお友達。
まいこの27歳のお誕生日を迎え、
まいこの祥月命日を迎え、、

よくここまで生きてきたねと苦しい時を一緒に生きてきた友と
お互いを褒め合う。
あの頃はどうやって息をしたらいいのかもわかんなかった、、
ひたすら自分の命の終わりを願いながら無気力に生きる日々。
こんな日が来るなんて思いもしなかったな・・





でも、やっぱり12月だけはだめで、、
パパに12月が終わったら体も気持ちも
少しずつ楽になるからきっと・・・と支えられ・・・

そんな12月も終わる。



ずっと止まっていた私が少しずつ動き出した。
今年は私には「動」の1年だったね。



昨年のまいこの命日に誓ったの。


まいちゃん、お母さん暫くの間そばにいる子を中心に生きていいですか・・・
まいちゃん、おかあさん暫くの間自分の事を考えて生きていいですか・・
あなたに逢えるその日まで笑って生きていいですか・・
どんな私でいても、決してまいちゃん、貴方が小さくなることはありません。
いつもいつもおかあさんの心の中で大切にして、
あなたも一緒に生きていきます。
だから、暫くの間、
おかあさんはおねえちゃんや雄君やしょう君やお孫ちゃん、
そしてパパのために生きていいですか。。。

まいこがいた時と同じように
よく笑う明るいおかあさんに戻れるように
少しだけ頑張ってみようと思います。





長い間まいこ中心で生きてきた。
ずっとそばにいる子たちは後回しだった。
でも、、そんなことまいこは喜ばないよね・・



だから・・
お姉ちゃんとゆうくんとしょうくんのお母さんとして頑張ったよ。
少しでもお姉ちゃんの助けになるように頑張ったし、
ゆうくんとお嫁ちゃんの幸せを心から願ったし、
しょうくんが高校生になって飛び込んだ新しい世界で
楽しく頑張れるようにおおらかな気持ちで見守っているし・・
もちろん、パパとも仲良ししてるよ。


まいちゃん、それだけでもおおきな進歩でしょう。
お母さん頑張ったよね・・・


今年はお姉ちゃんも長男も次男もみんなそろって
新しい旅立ちを迎え
それが私に力をくれた。



それでもね、、、
どんなに恵まれた日々を送っていても
あなたがいないことがたまらなく切ない。

何年たってもこの手で抱きしめたいと願ってやまない。








そして今、8年目の日々

2014-12-15 08:40:56 | Weblog
何も考えないように、、
現実に目を向けないように日々を送ってきたが
心の奥底ではこれでもかというほど本当は意識していた。

今年も命日を迎えた。

今年は仮住まい先ということもあり
お参りのお客様はお断りしようと思っていたが
連絡を下さると無意識にお待ちしていますと答えてる私がいた。

今年もお花とお供えに囲まれてるまいこです。



何年も自分を見失い暗闇の中を生きてきたが
今年は次男の高校受験、長女の新築引っ越し、そして念願のお店のオープン、
次男の高校入学に伴う生活の変化、
長女のお店のお手伝いにあてにされる日々、

そして長男が結婚を決め入籍、結婚式の運びとなった。

日々を生きてるのか死んでるのかわからないような状態で過ごしていた私にとって
それはそれはめまぐるしい日々で、
寝込んでいるどころか日々突っ走る生活に変化した。


それが良かったのか、、
あれほど長く薬漬けで病の塊だった私が
病院に通う暇もなく
この1年病院とも薬とも縁が切れた。

主人は長い長い地獄の時間だったと言った。

いっそあなたを殺して自分も死のうかと
殺してあげたほうがあなたは幸せなんじゃないかと、
どれだけ悩んだかしれない、、
いや、そんなことをしたら子供たちにどんな傷を残すのかと思い
ただただ踏ん張ったと、、

それでも、あなたは1年の間に一体何日体が快適な日があるのかと思うくらい
疲れたとか、腰が痛いとか、足がだるいとか、、がんばれないとか
日々いろいろあるが、
それでも、そんなことはかわいらしいものだと思うよ。

こんな穏やかな時が来るとは思いもしなかったよ、、


いつもそばにいて支えてくれる主人と子供たちが
私を変えてくれた。

それでもそんな穏やかな日々の中でも
まいこへの思いが消えることはなく、
ただただ思いが募る。


まいちゃん、、
お母さんはあなたに逢いたいです。
まいちゃん、
ハスキーな声でおかーさんと呼んでほしいです。
まいちゃん、
お母さんはこの手であなたを抱きしめたいです。

何年たってもあなたをなくした悲しみは消えません。
何年たってもあなたに会える日が来ることを楽しみに生きてます。
何年たっても、、あなたに逢いに行きたくて仕方ありません。

それでも、、
私は生きていかなければならないのですよね、、

私の8年目が終わります。
そして9年目が始まります。

次男がまいこと過ごしたのは7年と11か月と26日、、
まいこと過ごした時間よりまいこがいなくなっってからの時間の方が長くなってしまいました。