天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

楽に生きればいい、楽に生きていい。

2018-10-26 10:05:00 | Weblog
12月が来ると、、12年になる。

よくここまで生きてきたね、私。
よく頑張ったね、私、、
いや、、頑張ったのは
壊れた私を支え続けた夫と子供たちか、、

どうやって息をしたらいいのかも
わからなくなった。
もう私には、悲しみと苦しみしか
残されていないと思った。

あの頃は狂ったように
パソコンにへばりついていた。
同じ経験をした人にしかわからない気持ちを
共感してもらえる場所をさ迷った。
いろんな考えの人がいるから
お互い支えあえる人もいたが、
思いがすれ違う人もいて、
でも、あの頃はどんな人でも
繋がっていたかった。
そんな時を長く過ごした私。

今は繋がっていた人とだけ繋がる。
いたってシンプル。

子供をなくした親のくくりの中にいるのが
きつくなった。
わたしは子供をなくした親としてではなく
ひとりの人としていよう。
でもそれもある意味自然ではなく、

子供をなくした親だけど、、
でも私らしく生きようと
やっばり、前置きがあります。

そういうことも含め自分らしく生きるしかない。


まいこをなくしてたくさんのものを
切り捨てて
今なお、バシバシ切り捨てて
そして、、
切り捨てられないしがらみだけが
残っていて、、
でも、、
同情などいらない、
哀れみもいらない、

「今」を共感して欲しいな、と
思ったりする。

自分勝手に生きることが
楽に生きることなのかも知れない。
コメント (4)
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なくしたもの

2018-10-25 10:37:00 | Weblog
まいこをなくして、、
わたしは沢山のものをなくした。

平凡だけど穏やかな生活。
お気楽で能天気な性格。
やる気、気力、優しさ、おおらかさ、
信仰心、夢、未来、、、
友達、仲間、
思い付くものをあげてもきりがない。

その中でも友達、、
まいこの事故の前日も
友達と息子の学校行事に参加して、
その後賑やかにランチを楽しんだ。

あれから12年弱。
わたしは友達をバサバサと切り捨て
ガードをはり、、
友達を寄せ付ける隙さえ与えなかった。


そんな中で、、
密な付き合いをしていたわけではない
息子の同級生のママが
とても自然に私に寄り添ってくれた。
月命日のたびに顔を見に来てくれて
まいちゃんに、とお花を届けてくれ
ご飯食べてね、無理しないでね、
一言二言声を掛けてくれ、、
時に私の手をぎゅっと握ってくれて、、
一度も家に上がることなく
玄関前で言葉をかわす。
今でも祥月命日にお花を届けてくれる。
そして今に至っても
携帯番号の交換もしていない。
そんな友人関係もあるんだ。

そして私は
お茶を飲みに行く友達も
ランチに行く友達も
ショッピングに行く友達も
見事になくした。
それは私がそうしてしまったのであって
友達のせいではない。
友達も気を使ってくれたり
心を寄せてくれもした。
でも私がその思いを拒否し続けた。

長い長い時間をかけて
私を待っていてくれた友もいて
今は普通に付き合える関係も取り戻したが
ランチやショッピングを一緒に
楽しむまでにはならない。

この年になると、、
時間にも金銭的にも余裕が出来るが
一緒に遊ぶ友達がいない。
知らぬ間に一人を楽しむ術は身に付けたけど、
時々寂しいなと思う。

娘は子育て中で、お店もあって忙しく
夫はもっと忙しく、
今のところ中学生になった孫が
一番の友達か、、
最近はお茶もランチも小旅行も
孫がつきあってくれる。

時々、
孫をまいこの代わりにしているのかと
思うこともあるが、、
鎧を着けずに付き合える
数少ない相手。

コメント (3)
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