天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

姉妹

2016-06-05 14:15:12 | Weblog
私には女姉妹はいない。

女姉妹の中で育った私の母は
成績や器量の良さや、気立てや、、
いろんなことを比べられて育ったらしく、
あなたは女一人でよかったわ、、が母の口癖でした。
だから私はお姉ちゃんも妹も欲しいと思うこともなく育った。

でも結婚してお義姉さんが出来、義妹が出来て
初めて女姉妹を持つことになった。
そして女姉妹の良さを十二分に知ることになった。
義姉も義妹も私にとって「義」ではない姉と妹になり今日に至る。

私は長女が生まれそしてまいこが生まれた時
この2人が仲良く生きていく姿を心の中に描いた。

幼い時から仲良く、時に喧嘩もするが
それでも二人の姿は微笑ましく
中学生高校生になると姉妹というか友達というか・・
洋服や鞄を共有したり、二人で買い物に出かけたり・・

ほんわかした性格の姉にしっかり者の妹
まいこが生まれた時に、また女の子か、、と周りにがっかりされたが
あぁ、二人の娘に恵まれて本当によかったと思ったものだ。

女姉妹って幼い頃より大人になってからのほうが余計に増して
有り難いというか、、



突然にまいこがいなくなって、、
長女は決して泣き言は言わないくらい強い子になったが、
自身がふたりの娘を持つ母となりきっといろんな思いがあるのだと思う、

知り合いの姉妹を目のあたりにしたときや、、
自分が試練にぶつかった時や、、
やっぱり妹がいなくなったことをまざまざと実感することがあるのだろう。

先日娘とその友達との会話の中で
「弟の子でさえこんなに可愛いんだから
麻衣子の子だったらもっともっと・・どんなに可愛いんやろな・・」って、、
そんな会話が漏れ聞こえてきた。

初めからいないのといたのにいなくなってしまったのは大きく違う。

初めからいないのとは違う。
いたのにいなくなってしまったんだ。
どんなにか、、どんなにか思いは深いだろう。

娘にとっては弟のお嫁さんという義妹が出来ても
やっぱり義妹なんだろうな。


2人そろって仲良くしてる姿がもう一度この目で見たくてたまらない。
コメント (6)
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