天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

子供を失くす意味

2020-08-04 09:58:00 | Weblog
私はまいこがいなくなったあと…
色々な本を読んだ。

なぜまいこが死ななければならなかったのか、、
なにか意味があったのか、
私がなにか悪いことをしたのか、

あちらの世界なの関するもの、
供養の仕方、
お仏壇、お墓に関するもの、
大切な人をなくしてどう生きるか、
スピリチュアル、グリーフケア、
いろいろな書籍を手に取った。

そんな中で一番ショックだったのは、


ないがしろにされてるご先祖様が
自分達のことを思い出して欲しくて
誰かを亡き者にすることがある。

今なら何を、、と思うが
その時は私は弱りきっていた。

朝、ご飯を供えるくらいでお経を唱えるわけでもなく
月に1度お寺様にお経を頂くだけ、
お墓にもお盆正月お彼岸に参るくらい。

我が家のご先祖様は
一番新しくて、夫の祖父母だった。
若かった私に頻繁な墓参りの習慣はなかった。


その文章を読んだ時のショックはそれは大きかった。
私がちゃんとご先祖様を敬って来なかったから
まいこを連れて行かれた?
今思えば弱っている私には衝撃的だった。

今なら突っ込みどころ満載だ。
要するに、ご先祖様を大切にするには
立派なお仏壇やお墓が必要です、みたいな、、
自慢じゃないが
田舎の本家、家には立派なお仏壇が鎮座し
信仰心の塊だった祖父が建てたお墓は、
墓地のなかでいちにを争う立派なものだ。

それでも、私は長く自分のせいだと自分を責めた。


その後読んだ書籍の中に
ご先祖様が自分の子孫を苦しめることを
するはずがありませんという一文を見つけ
どれだけ救われたかしれない。

まいこを奪われた意味は今でもわからない。
ただ、宿命だったと。
まいこはあの日あの場所で命を終える宿命だったと。
なにをどうしても、、、

私があと一言声を掛けて出掛けるのが遅れていたら
少し早く送り出していれば、と
何度考えたかしれないが
たぶん、同じだった。
そう思うことが自分を納得させるには
一番都合がいい。

今私は、
いつかまいこに会ったに
まいこを思いっきり抱き締めることをたのしみに
生きている。

結局、どれだけ考えても
子供をなくす意味などみつからない。