天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

時が流れても…

2019-08-25 22:20:11 | Weblog
年月を経たからか…

いつの間にか、
悲しいとか寂しいとか
何でこんなことになってしまったんだろうとか…

夫婦で話すことがなくなりました。

私は、穏やかな日々を過ごしながらも
それでもまいこを思わない日はないし、
時々…無性に悲しくなることもあるし、

でも…
夫を見ていると
何もかもを吹っ切ったように
前向きに生きてるようで…
少し気持ちのズレを感じたりする。

だけど違うのね…


たまたま見ていたテレビで
大切な人をなくした方の話を聞いて


そうなんだよな…
俺たちと周りの人との時間の流れ方、
違うんだよな、、
まだでも、もうでもなく…
そういうことって経験した人にしかわからないな…

今でもさ…時々
まいこが事故で亡くなったとの
電話を受けた場所を通るとき
ふと思い出してさ…
泣けてくる事があるよ、、
取引先に着く前に涙拭かないと…ってさ、、


めったに…
そういうこと口にしないから…

言わないだけなんだね、、
口にすると、
ふたりして悲しみに取りつかれるものね、、


ふたりして泣くこともなくなったけど、
悲しみや苦しみを共感しながらしか
生きていられなかったけど、
今はお互いがそれぞれに悲しみと向かい合い
それぞれのやり方で生きてるのかな、


それも時間を経て見つけた生き方なのかも知れないね。

事故現場の花

2019-08-13 22:26:00 | Weblog
批判を受けるのも承知で…
思うことを書きます。


私が毎日通る30分程の道程に
4つの…交通事故現場がある。

1ヵ所は息子の通っていた高校の
すぐ手前の道路脇。
どんな事故だったのかは知らないが
何度か…お花が手向けられていた。
今はもう見かけないかな…

2ヶ所目は県道の水路近く、
ここはお年寄りの運転する車の事故で…
半年くらいはお花が手向けられていた。

3ヶ所目は50代男性の自損事故。
ここも半年くらいはお花やビールが
手向けられていた。

4ヶ所目は
同時ムスコが通っていた高校の
下級生の事故現場。
夏休み直前の事故だったから
丸3年になる。

毎月、
月命日頃に新しいお花が手向けられる。
詳しくは覚えてないが
たしか飛び出して跳ねられたとか…
だから…きっとご家族が
毎月いらっしゃるんでしょう。

そこは…とある学校の駐車場前で、
ある時期お花が造花に変わっていたり
手向けたお花が枯れる前に
撤去されたりしていたから
どこかから…
何か言われたのかしらとか思ったり…

でも…今はまた
1ヶ月枯れたお花がそのままで…
先月の祥月命日には
お菓子やら飲み物も手向けられていたが
供えたお菓子や飲み物はどうするんだろう…

もしかして、、処分、、、

私はまいこに供えたものは
必ず頂くことにしている。
まいこへのお供えは全部私の身になるので
お供えを控えていたこともある…


きっと…
現場でも手を合わさなければ
気がすまないのでしょう。
ここで事故があったことを
忘れてほしくないのでしょう。
亡くなった我が子のことを
忘れないでほしいのでしょう。

だけど…
枯れたお花を見るとなんだかな…と
ご自宅のお仏壇にお花を手向けるだけでは
ダメなのかな…と。
思いはそれぞれだけど…


まいこの事故のあと、
事故現場にはたくさんのお花や
飲み物やお菓子が手向けられ、
もっとも私たちはそんなことも知るよしもなく、

「地主さんが迷惑している」
そんな声が聞こえてきて、、
お花が手向けられているのは道路脇だが
横は田んぼ。

身を切られる思いで現場に赴き
お花の片付けをした。
たくさんのたくさんのお花とお供え。

地主さんのお宅にもお詫びに出向いた。
丁寧なお悔やみの言葉を頂きましたが
やはり、現実問題として
道路脇のお供花は迷惑をかけると感じました。

だから
お友達にも身内にも事故現場ではなく、我が家かお墓に来てくださいとお願いした。
もちろん、考え方はいろいろで
我が家の思いです。


今日長女は同窓会でした。
長女の同級生の男の子が小学2年の時
交通事故でなくなりました。
毎年、中学を卒業する年まで
みんなで命日には事故現場へお参りにいってました。
成人式後にもみんなで足を運んでいました。

今日も、みんな揃ってるから
お参りに行こうと足をはこんだそうです。
勿論お花を持って。

お花を手向け
みんなで手を合わせ思い出話をして、
帰るとき、
お花は持ち帰ろう、
お花がなくても彼には思いは通じてると
みんなに提案したようで…
長女にも思うところがあるようで、、

みんなも理解してくれたようです。


そこにお花がなくても、
それぞれがそれぞれの場所で思ってくれている。
私はそんなふうに思う…





8月

2019-08-04 09:28:51 | Weblog
今年も当たり前だけど…
8月が来ました。

私の苦手な8月です。

夏休み
夏祭り
花火大会
海水浴
浴衣
盆踊り

若者たちの大好きな季節。
子供たちの夏休みの計画を聞くたびに
微笑ましく、そして
まいこを思うと切なさが伴う。

スーパーやショッピングモールが
夏バージョン、お盆バージョンになると
買い物に行くのが億劫で…
平静を装っての生活が
ぐらぐらと崩れていく。



いまだに…と思われるだろうが、
ダメなものはダメ
苦手なものは苦手


花火大会を楽しみにするまいこのに…
浴衣を着てはしゃぐまいこに…


逢いたい。


もうね…
気持ちが揺れすぎて…
そうすると、
身体が不調をきたす。
どこがどうとも説明もつかず

時間をやり過ごそう。



昨日は3人の孫と花火大会へ。








みんなが揃うとひとり足りない現実を
突きつけられる。