目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

逃したチャンスは大きかった・悔しいぃ・・・・

2015-06-13 | 日記

友達が来ています。


この人は普段関西地方で認知症のお母さんと暮らしていますが、

本来我が家の近所に住んでいて、夏の間はこちらで暮らします。


来月から母親を連れて来るので、

その前にお掃除や様々な準備のため今月初めから二週間こちらに滞在していたのです。


その彼女の家に立派なイチゴ畑があります。

そのイチゴをもらっておいしいジャムを作るのを楽しみにしていたのです。


6月2日に彼女が帰って来ました。


その二三日前に一度チェックしたのですがまだ始まったばかりで赤い実はまだそう多くはありませんでした、


なので彼女が来たその日、

バス停に迎えに行き、彼女の家に行ったにもかかわらず、

のんびりと構えてその日はイチゴの事を忘れていたかも知れません。。


今考えればその日に採れば一番美味しいイチゴが収穫出来たはずなのです。

だって先月の暑い陽射しをいっぱい浴びて甘い甘いイチゴになっていたのですから。


ところがそれを先に延ばしました。

今になれば本当にそれが悔やまれます。



仕事の予定が入っていてその準備に追われていたのです。

週末に車中泊して仕事を終えた後、月曜日の午後にイチゴ摘みの予定でした。


それが、火曜日からのイベントの準備が手間取り時間がとれず、その日も延期。



それからまた五日間はイベントのため身動きがとれず家に居なければならなかったのです。


やっと、昨日の午後になり、時間がとれました。

が、さあ出かけようと云うその瞬間に、来客の車に出口を塞がれました。


いやはや、


何てこったい





その時も、後1分早く出かけていたら来客と会わずに済んだのに、

出かけるその時に子ネコの声が聞こえ、ついエサの用意をしたりネコの世話をやいたのですわ。



どうもその行動が私をイチゴから遠ざけたようですね。




その時間がなければ私は大量にイチゴを摘む事が出来たんです。




ネコに情けをかけたばかりに今年はあの美味しいイチゴジャム無しかも知れません。




何はともあれ昨日の話に戻ります。


せっかくの来客ですからまあ予定を変更して、お茶のいっぱいも出しましたわ。

しばらく世間話をしたのでイチゴ摘みは明日という事になりました。

また延期です。


居合わせたイチゴ畑の主人が好ければ君たちもイチゴ摘みに来て良いよ、誘っています。



私はギクッとしました。

え、三人?


取り分が少なくなっちゃうみたいなケチな気持ちがわずかに頭をもたげました。

え、なんてケチな考えでしょう?

それも自分のものじゃないのに、そんな事を思うなんて全く図々しいわよね。




もしかしたらその欲張りな気持ちがイチゴを遠ざけたのかもしれません?


今朝早くイチゴ畑の主から電話が入りました。



「イチゴ、無いよ。誰かに全部食べられたみたいやわ」って、



ホンマかいな?


なんで?

なんで?

なんで?

あんなに楽しみにしていたイチゴ摘みだったのに・・・・・・


「イノシシかと思ったんやけど、ハクビシンかな?」

「初めは人かと思ったけれど、どうも野生の動物にやられたみたいやわ。いい匂いしていたからな」

『残念やったな、何度も機会逃して今年はイチゴと縁なしやね」

一方的に喋る友の声を聞きながら私の心には沸々と悔しい気持ちが涌き上って来ました。




昨日あいつさえ来なければ、と


来客のせいにしたり、

ネコが呼び止めなければ・・・と

ネコのせいにしたり、

一瞬でもケチな事考えたからや、と懺悔したり。

この知らせに心は千路に乱れました。


去年まではお気に入りのイチゴ屋さんのイチゴで作ったジャムだったのです。

ところが去年半分野生の野イチゴで作ったらそれはそれはおいしいジャムが出来ました。

栽培のイチゴとは格段に味が違います。

で、今年は早くからジャムは野イチゴだけと決めてかかっていましたわ。



今年はイチゴのジャムが無い年になるのかもね。


やっぱりイチゴはジャムの王様でしょ。

一年を通して色々なジャムを作りますが私は野イチゴが一番好きかも。



それが無いなんて淋しい




思わず、

「この悔しい気持ちを鎮めるにはどうしたら良いのよ?」と友に尋ねました。

それに対しての答えがこれです。

「だからね、生りものは摘める時に摘んでおかないと収穫出来ないって事なんやわ」

「それ程の悔しい気持ちを味わって初めてそれが学べるって事でっせ」

今回の学びはそういうこっちゃ。良い教訓にしなはれや」

だとさ。


はあ




結びつけられる因縁はいくらでも考えられますが、今回は友の言う通り。

機会を逃さない。

延期してたら次はないぞって。

身にしみて勉強になりました。

はい・・・・・




房スグリが色づいています。

去年は野イチゴと一緒にジャムにしました。

今年は豊作でどの枝も赤い実がたわわです。

でも相方の野イチゴがありません。

でも心配無用。

桑の実がまだいっぱい生っています。





桑の実とスグリのミックスジャムもとっても美味しいよね。





























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