病院で住所交換

雨が降り出しました。

午後から晴れるとは思えません。

が、お天気だけは予想を超えています。

なんとも言えませんが晴れて欲しいです。


昨日もそうでしたが、病院へ行く時にはいつもお弁当を持って行きます。

病院にはレストランがついていますが、あまり食べたいものがないのです。

昨日は前の晩の残り物が色々とあったので

割と豪華なお弁当になりました。

病院の一階にはコンビニもあり、其の前の広場ではテーブル席もあるので

皆そこで食事をしています。

ほとんどの人がコンビニのフードを買って食べてますけどね。

私たちはお弁当。

昨日は豪華でした、残り物だけど。

きんぴらに卵チーズ、キャベツのサラダにレタスとブロッコリーのサラダと

サラダ二種、オリーブの漬物とザワークラウト。

それに出かける前に焼いたパンが二つ。



家の朝食より豪華かも。。。。


受付を済ませ家人がレントゲンを撮っている間に私がテーブルの席を確保しました。

すると一人のご婦人が相席いいですか、と言ってきたので承知して

同じテーブルについていました。

程なく家人がやってきて豪華な食事をテーブルに並べ始めると、

相席のご婦人が微笑ましそうに、

すごいご馳走ですね、と声をかけてきました。

みんな昨日の残り物なので朝用意したのはパンだけですよ、と応えました。


それから県外から来ているので三時間かかることなど二言三言言葉を交わしました。

食事の最後に今朝焼いた二つ目のパンを食べたのですが。

これはたまたま戸棚の隅にあったチョコチップと

クルミも混ぜて焼いたおやつパンでした。

あまりに美味しくできたので

少しちぎってご婦人に勧めると

彼女は遠慮なく受け取って食べ始めました。

素直な人だなって思います。

見ず知らずの人に勧められたパンを受け取れる人って案外少ないかもしれません。



それから会話が始まりました。

彼女の夫が大腸癌であること、一昨年手術したこと、

今日はまた肺に影が見つかったので調べに来たということです。

岐阜県から来ている人でした。

ご主人は最後まで現れませんでしたが、

食事が終わると彼女が一枚のハガキを差し出し、

ここに私の住所と名前が書いてあります。

もしよかったらあなたの住所を教えてください、

と言うのです。

初めてであって、わずか二、三十分言葉を交わしただけの人と

住所交換をすることになろうとは

ちょっと意外でした。


でもなぜかとても感じの良い人で

もっと色々とお話してみたいような気持ちになる人でした。

多分あちらもそんな風に思ったのでしょう。

すぐに彼女が差し出す手帳に住所氏名を書く気になりました。


彼女との関係がこれから深くなるのか、このままなのか

それはわかりませんが、

こんな風に住所を交換するなんて初めてのことでした。

ちょっと先行きが楽しみな出会いです。

パンが取り持ったご縁がどこまで広がるのでしょう。

それも楽しみ。


幾つになっても、どこにいても

出会いはあるものなのですね。


彼女のご主人の肺の影、なんとなないことをお祈りします。

朗報

おはようございます。


曇っていて寒い朝です。


これから晴れるらしいけれど本当かな？

昨日は都会の病院へ二ヶ月ぶり乗せ系外科の検診に行ってきました。

思えば去年の四月。

藁をもすがる気持ちで大病院の門をくぐりました。

それから夏には足の再手術、リハビリと去年一年は足のことでいっぱいでした。

手術後も検診のたびにまだくっつかないと言われ続け

検診に行くたびにがっかりして帰ってきました。

でも昨日は初めて

ちょっと骨が育ってきているように見えるね、って。

その言葉をずっと待っていました。

いやー嬉しいです。

この間のCT検査でガンは鎮静しているとの結果。

そして昨日は骨が少しでき始めているという医師の見解を聞きました。

ガン患者にとってこんな朗報はありません。

もしもガンガ進んでいたら骨の再生なんてとても無理です。

骨が少しでもできているならガンもおとなしいってことなのです。


今家人の仕事は病気を治すこと、足の骨を再生すること、

其のことに百％集中して下さいと言ってます。


本人も色々と勉強して頑張っているのを見ると頼もしい限りです。

私にしたら寝たきりでもいい生きていて欲しいのですが、

本人は絶対にまた杖なしで歩けるようになりたいのです。

歩くのが大好きな人でしたから、

其の思いが叶えられるようにいつも祈っています。



あら、ちょっと日が差してきたみたい、


天気予報通り、昼から晴れるのでしょうか。


昨夜もエルダーベリーを飲んで汗をかいたみたいです。

寝間着がわりのTシャツを何枚も着替えたので

今日は洗濯してあげないと

着るものがなくなります。


それにしても私が飲んでも何も起こらないのに

毎晩汗をかいて着替える家人にはまだやっつけなければならないウイルスが

潜んでいるということですね。

不思議ですがそれが回復の助けになっているのだからありがたいよね。